CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


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CompTIA A+更新の計画を発表

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【2006年6月6日 CompTIA本部】

CompTIA(The Computing Technology Industry Association)は、CompTIA A+認定資格をIT業務におけるキャリア育成に投資する個人や雇用主のリクエストにより、より最先端のスキルを評価できるよう更新することを発表しました。

「テクノロジーは常に進歩し続けています。それに伴い、テクノロジーを使う業務のスキルも進化しなくてはなりません。」CompTIA CEOのJohn Venatorは述べます。「この流れは、私達の提供する認定資格を絶えず時代にあっているかを評価し、必要であれば更新することを私達に要求します。2006年以降、雇用者は、テクノロジーの要素と異なるIT環境へのサービス&サポートに特化されたスキルの両方を網羅する認定資格を求めています。この更新をすることによって、CompTIA A+認定資格は、ITにおけるキャリアのスキル評価基準として役立ち続けます。この認定資格と、特定の業務が連携することで、雇用者、雇用主、学生に対し、評価基準としての価値をもたらすこととなるでしょう。」

更新されたCompTIA A+認定資格は、監視環境の整ったCBT(Computer Based Tasting)で、2科目の合格(必須1科目+選択1科目)により取得することができます。必須である一つ目の認定資格試験では、情報セキュリティのスキル、安全面や環境面の問題、そしてヒューマンスキルを含む最新のハードウェア、ソフトウェアのコアコンピテンシーが出題されます。選択である二つ目の認定資格試験では、そうしたスキルを、特化された職務環境下でいかに適用するかに焦点が置かれます。受験者や雇用者は、サポートサービスエンジニア、ヘルプデスクエンジニア、テクニカルサポートといった雇用者の目的やニーズに合わせた二つ目の認定資格試験を選ぶことにより能力育成に役立てることができます。

CompTIA A+認定資格試験におけるセキュリティ分野の出題範囲の増加は、今日のITエンジニアがアプリケーションやオペレーティングシステム、コミュニケーション、手順、物理的環境により引き起こされる多くのセキュリティ問題に直面していることを反映しています。

また、出題範囲へのヒューマンスキルの追加は、ITエンジニアは自社の社員、顧客、パートナーなどと、明確でプロフェッショナルな振舞い、口頭や文面に関わらず良好なコミュニケーションが取れるべきである、というニーズに基づいたものです。

「ITエンジニアの役割は組織において戦略上重要な要素であって、ほとんどのIT業務にとって、テクニカルスキルだけではもはや十分と言えません。」CompTIAのバイスプレジデントのNeil Hopkinsは言います。「今以上に、企業は、強固にビジネスの原則を理解しているだけではなく、戦略的に物事を考え、友好的なコミュニケーションが取れる雇用者を高く評価します。ビジネスの目標に対しどのようにテクノロジーを利用していくかを理解し、その方法について明確に説明をすることができるITエンジニアは、雇用主にとって大変貴重な存在です。」

最新版のCompTIA A+認定資格試験(英語版)は、2006年第3期(8月以降)にリリースされる予定です。
※日本語版は2007年1月リリース予定。現行バージョンは、2007年12月31日まで配信予定

「この更新における最も重要で興味深いことは、この試験が提供する柔軟性です。」Venatorは言います。「以前より一層、個人は、自分のキャリアの選択肢をコントロールし、自分の興味のある特化した分野に注力することができるでしょう。雇用主は、各社のビジネスニーズに最適な試験要素を選択することが可能となり、また雇用者ごとのタスクに最も関連している有効なスキルがあることを保証することができるでしょう。」

CompTIA A+認定資格を活用するCompTIAのメンバーや組織は、開発のプロセスにおいて活発に活動を行いました。サービス提供企業、政府機関、アカデミック団体、トレーニングプロバイダーを含む国内外多数のCompTIA認定資格ユーザ、および個人の認定者や受験者からのインプットは、認定資格試験を更新する大きな手助けとなりました。

現行版のCompTIA A+認定資格はこれからも価値を認められます。 世界中のおよそ190の国のおよそ70万人の受験者がCompTIA A+認定資格を保有しています。
「CompTIA A+認定資格を学習している、もしくは取得を検討している受験者は、現在の出題範囲に基づく認定資格取得の準備を引き続き行うことを奨励します。」Hopkinsは言います。

新しく更新されたCompTIA A+認定資格試験の出題範囲などの詳細情報については、こちらのWebサイトをご覧ください。

本リリースのCompTIA米国本部のリリースについては、こちらからご覧ください。

−CompTIAとは− http://www.comptia.jp
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の業務保証となる実務能力基準の認定活動等を行っています。会員は、IT企業や各種団体、教育機関など89ヶ国20,000機関以上が参加しています(2005年6月現在)。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。

−CompTIA認定資格とは−
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対する標準化を進め、個々人の「業務保証」のガイドラインを作成してできたのが「CompTIA A+」です。2005年6月現在、Network+など11分野に及ぶ業務に関する認定を行っています。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、Apple社を始めとする業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。IT資格としてはMicrosoftについで世界2位の規模。

【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:[email protected]
担当:吉村

※試験名、名称、会社名は各社の商標または登録商標です。



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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