CompTIA Japn
CompTIAとは
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CompTIA認定資格とは
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CompTIAがスキル標準を提供する役割は世界でも日本でも同じです




 


 1990年代に入り、CompTIAと会員企業から構成される調査委員会及び試験作成委員会は、技術進歩による新たな職種やIT分野の技術者が慢性的に不足する中で、認定活動として最初に「A+」をスタートさせました。このことは、決してその場限りの育成プランではなく、多くの問題を段階的に解決することを目指すためでありました。
 そもそもIT業界で求められたのは、PCサービステクニシャンと言われるサポート(保守・メンテナンス及びコールセンターにおける顧客対応)業務の分析とそのスペシャリストを輩出し、ますます進む「PCのブラックボックス化」を解消することでした。しかし後にIT業界はそれ以外にも「A+」がIT技術者のベーススキルとして利用価値があることに気がつきます。技術者としてのスタートは目の前のハード・周辺機器・OS等に関する構造を含めた対応能力の習得であり、そのスキルを測る適当な基準として業界が認めたということです。さらに、各教育機関でトレーニングを行うことで、IT業界に進もうとする人材や、将来的にIT各分野のスペシャリストを目指す若年層の技術力の向上に役立てようと考えられるようになります。
 アメリカの高等教育機関では、ユーザコンピューティング(操作教育)と並行して、目の前のパソコン構造や周辺機器を含めた対応能力の習得に、「A+」の出題範囲をカリキュラム化し、トレーニングしています。このトレーニングによりPCに関するサポート業務や商品知識の習得を助け、またPCをスタート地点とする様々な技術(ネットワーク,インターネット,サーバ等)への足がかりを提供しています。 2002年2月現在、約45万人もの「A+」の取得者が世界に存在しています。「A+」はPCサポート業務をするスペシャリスト育成に、IT技術者としてステップアップするための基礎スキルの証明に、またPCのブラックボックス化を解消するユーザソリューションにお役に立っております。

 PCサポートテクニシャンは、IT産業において高付加価値分野であり、かつスペシャリストとして人材が不足している職種です。そのスキルは、IT技術者としてのスタートアップとなるスキルであるため、必ずしもテクニカルサポートに就かなくても第二段階へのステップアップの準備が可能です。さらにそのスキル習得を支援することは、デジタル・リテラシーを有する人材育成で人材に厚みを持たせ、IT化が進む情報通信以外の産業に有用な人材を囲うことにもなります。つまり、ユーザコンピューティング(操作教育)に加えたスキル習得による、自立したPCユーザーを生み出すことができます。
 違う観点で考えますと、現在の日本のIT教育は、中等教育で教科「情報」の新設により、ユーザコンピューティングの習得が若年層でかなり進むと考えられます。一方高等教育機関や社会人向けにベンダー資格や国家資格のような、技術者として専門的な技術を問うものが多く存在しています。「A+」がこのステップアップの間に入ることは、高度な技術者予備軍の育成につながると考えます。
 進歩の早いIT技術においても、新しい技術で完結できるものなどほとんどなく、ベースとなる技術の知識,スキルや、その時々で利用されている技術の知識,スキルの蓄積がない技術者は新たな局面や問題解決に柔軟には対応できません。例えば今後広がりを見せるモバイル、IT、通信、放送等の融合ネットワーク時代を見据えた場合、「A+」等に象徴されるベーススキルを身につけているか否か、またネットワーク、Web、サーバ等の標準的実務スキルをベースに持つか否かにより、日進月歩の技術進歩に対応するスピードが変わってくると考えます。ゆえに、そのような技術進歩に対応するためにも、技術者育成のための健全なピラミッドの構築がIT業界にも必要と考えます。

 以上の考え方からCompTIAでは、各IT分野の人材不足の解消,将来有望な職種にフォーカスした認定資格の開発が行われ、「A+」の他、8つの認定資格を認定しています。ベーススキルをもつ多くのIT技術者が活躍できるよう、必要とされている職種を定義し良質な人材の輩出を行うことにシフトを始めています。


 

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