【CompTIA RESEARCH】教育市場におけるITの影響を評価
当然ながら、回答者は「学生の成績の向上」をテクノロジー導入における最優先項目としてあげていました。それを主な理由としてあげたのは、調査対象者であるK-12(幼稚園を含む高等教育を修了するまでの13年間)教育者および、高等教育で、共に約半数にあたる55%が回答していました。
学校でのテクノロジーの影響は全体的に好意的にとらえられていることがわかりました。ほぼ23%が、学校でのテクノロジー利用は、3年前と比較して生徒の生産性に向上がみられると回答しています。また、学生の学習に与える影響について聞いたところ、59%が良い影響を与えている、19%が非常に良い影響を与えていると回答しました。
しかし、学校では導入に際しコスト面における課題に直面していることも事実です。4分の3の回答者は、予算削減が、新しいテクノロジー購入をする上で障害となっているとしています。これは、K-12のカテゴリでは59%が、高等学校では57%が指摘している問題です。
また、ITセキュリティ問題も懸念事項としてあがっています。それには、ソーシャルネットワークを通じたオンライン上の「いじめ」(16%)があり、過去12ヶ月における大きな懸念事項として指摘されています。
CompTIAのIT Opportunities in the Education Market調査は、米国の小中高の講師およびスタッフ353名、高等教育の従業員147名が対象となり実施されました。詳細な報告書は、CompTIAメンバーに公開しています。詳細は、[email protected] までご連絡ください。
Copyright The Computing Technology Industry Association. All rights reserved.