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【CompTIA RESEARCH】ヘルスケア市場でみられるモバイルテクノロジーの機会

 

医療現場では、モバイルテクノロジーの導入が進み、モバイルヘルス(mHealth)がより具体的な形で活用されています。しかし、そのメリットを完全に理解するには数多くの課題に取り組む必要があるようです


 
モバイルテクノロジーがユーザーフレンドリーに、さらに手軽で高性能になったことで、ヘルスケアプロバイダーを含め、業界では関連ビジネスへの期待が高まっています。新技術を取り入れたデバイス、フォームファクター、アプリケーション、コネクティビティにおける変化で、医者はより良いケアを患者に提供すると同時に、効率性の向上やコスト削減にも貢献が可能となります。

ノートパソコンやタブレットPC、スマートホンなどのモバイルデバイスは、ヘルスケアの現場に定着しているようです。また今後の導入には、スマートホンが動力源となるデジタル聴診器などのタブレットおよびモバイル周辺機器が含まれます。

電子カルテシステム(
EMR: Electronic Medical Records)への遷移は、勢いを増していますが、同システムの有意義な使用と有効性を最大限に引き出すには、ヘルスケアプロバイダーはあるモビリティ要件に取り組む必要があるようです。

例えば、臨床決定サポート技術、電子処方箋、医師向けのコンピュータオーダーエントリーシステム(
CPOE)などの仕組みは、ポイントオブケアで最適に達成することができます。また回診にあたる医師や複数の施設で働く専門医においては、患者の医療履歴、アレルギー記録、推奨治療などをリアルタイムでアクセスできることは適切な治療を提供する上で不可欠となります。

EMR
システムを使用している約3分の1の診療所が、スマートホンまたはタブレットでEMRレコードへアクセスをしています。また、使用していない医師も、5人に一人が今後12ヶ月以内に導入予定としています。ヘルスケアプロフェッショナルは、モバイルEMRソリューションに対し、より良いユーザー経験、相互運用、スピードを求めています。当然、強固なセキュリティおよびデータプライバシーは活用する上での必須条件であり、この問題はmHealthイニシアチブの主な課題と成り得ます。

CompTIA
の「3rd Annual Healthcare IT Insights and Opportunities(第3回ヘルスケアITの洞察と機会」は、350の米国の医師、看護師、ヘルスケアアドミニストレーターおよび、400のヘルスケアでビジネスを展開するITソリューションプロバイダーの意見調査から作成されました。詳細な報告書は、CompTIAメンバーに公開しています。詳細は、[email protected] までご連絡ください。

 


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