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【CompTIA RESEARCH】中小企業(SMB)のテクノロジー活用の増加に伴い、増加するビジネス機会

 
中小企業は、米国経済の重要セグメントを形成しています。600万の雇用企業の99.7%を構成し、農業を除いた民間のGDPの半分以上を占めています(連邦小企業庁アドボカシー室データ)。これら企業は、資本へのアクセスは限られていますが、自身のキャパビリティを高めるための手段として、しばしテクノロジーに備えた支出が優先されます。CompTIAの「3rd Annual Small and Medium Business Technology Adoption Trends(第3SMBテクノロジー導入トレンド)」調査のデータは、SMBIT購入プロセスを適切にナビゲートするための見解となるでしょう。




最初に、調査ではほとんどのSMBが今年のIT予算の増加を予定していることがわかりました。多くの企業は、大幅な増加を計画していることから、景気低迷時に延期されていた大きなアップグレードやサービスの購入を示しています。企業がこのような支出計画をしているため、ソリューションプロバイダーには、SMBの購入計画支援を行う機会が存在しています。

ソリューションプロバイダーは、ITのアウトソースを推奨する機会となるでしょう。中小企業では、社内のIT部門や、IT経験を持つ社員に依存してITサポートをインターナルで対応するところがほとんどです。多くのSMBはマネージドサービスに精通していますが、彼らのITインフラのどの部分がアウトソース化されるべきなのかが不確実であるようです。詳細なビジネス分析や明確なROI記述が、小規模の企業がITのアウトソースの価値をより良く理解する上で有益となるでしょう。

最後に、中小企業に導入されている振興技術は何であるのかを理解することが重要です。ビジネス分析(
38%)、ソーシャルメディア(35%)が現在使用されている技術で最も一般的であるなか、クラウドコンピューティング(35%)やモバイルソリューション(35%)が将来活用を計画している技術としてあがっています。一方で、仮想化、ユニファイドコミュニケーションやグリーンITの分野においては精通度の低さが見られました。SMBはこれら分野においても理解を広げることで、一連の利用可能なテクノロジーソリューションの理解が得られるでしょう。

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3rd Annual Small and Medium Business Technology Adoption Trendsは、米国の600の中小企業からのアンケート結果をもとに開発されました。詳細な報告書は、CompTIAメンバーに公開しています。詳細は、
[email protected] までご連絡ください。


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