【CompTIA RESEARCH】ITチャネルプログラムにおける現状
こうした問題を調べるため、CompTIAは2011年にベンダーチャネルパートナープログラムのトレンドに関する調査を発表しました。400以上のITソリューションプロバイダー、VAR(付加価値再販業者)、マネージドサービスプロバイダーを調査対象とし、パートナープログラムの参加、満足度レベル、チャネルの視点からみた全体の効果について聞きました。調査では、チャネル企業がパートナープログラムに参加する主な理由の一つに「ベンダーとのビジネスのしやすさ」をあげていました。それは、調査結果にもみられます。ベンダーパートナーとのコミュニケーション障害は、製品購入前後のテクニカルサポートが迅速に求められることから、ソリューションプロバイダーにとって常にあがる不満のひとつとなっています。
クラウドへの遷移が本格化するにつれ、コミュニケーションはさらに重要性を増しています。CompTIAの「2nd Annual Channel Partner Program Trends(第2回チャネルパートナープログラムのトレンド)」調査の焦点は、ベンダーとパートナーのコミュニケーションのあらゆる側面の調査でしたが、2012年の調査では、チャネル企業がベンダーと情報交換する上で影響を与えているソーシャルメディアの使用などを含む、効果的/非効果的なツールやメソッドに焦点が当てられます。
CompTIAでは、IT業界のチャネルエグゼクティブらとのインタビューを行うことでチャネルプログラムおよびトレンドベンダーの見解を伺い、2012年の調査の補助資料として活用しました。詳細な報告書は、CompTIAメンバーに公開しています。詳細は、[email protected] までご連絡ください。
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