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【セミナーレポート】Changes moving forward after COVID-19~アフターコロナで求められるIT人材とは~

2020/05/21

このレポートは5月20日に開催されましたWebinar「Changes moving forward after COVID-19~アフターコロナで求められるIT人材とは~」で、CompTIA テクニカルエバンジェリストのJames StangerとCompTIA日本支局 シニアコンサルタントの板見谷 剛史の講演内容のポイントをまとめたものです。今後のビジネスの参考に、ご参照頂けますと幸いに存じます。

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Dr. James Stanger

Chief Technology Evangelist
CompTIA

【Changes moving forward after COVID-19~アフターコロナで求められるIT人材とは~】

1、現在の典型的なリアクションとは何か
・過剰反応しない
・忍耐強く -ステータスの管理
・何がうまくいくかにとどまる。過去から変わらない
・節約する。保守的でいる

 →しかし、技術は前進し続け、企業は競争力を維持する必要がある。
  「New Normal」に対応するためにも「学び」を止めてはいけない。

2、ロックダウンの間、何が起こっているのか
【共通の課題】
・サイバーセキュリティ攻撃(2020年2~3月で顕著に悪化)
 フィッシング/ランサムウェア/DDoS攻撃(ヘルスケア産業などで顕著)
・より多くのクラウドソリューションのニーズ
・ブロックチェーンなど新しいテクノロジーの採用 - 競争力を維持するために必要
・リモートワーカーのサポート(特にサイバーセキュリティ面からのサポート)
・コンプライアンス

【技術面の課題】
・ネットワーク回線の接続問題
 -リモートワーカー向け
 -ホームネットワーク
・適切な事業継続対策の脆弱さ
 -バックアップ
 -フェイルオーバーシステム
・セキュリティとプライバシー(コンプライアンスを含む)

3、ソリューション
【共通するソリューション】
リモートワーカー向けの技術サポートの強化
(WindowだけでなくLinux、IoTデバイスまで)
事業継続の柱としてのクラウド -これまで以上に
セキュリティアナリティクス(コンプライアンスに遵守するため、クラウドソリューションの分析、
 エンタープライズソリューションの分析など)
コンプライアンスの重要性の周知

【ビジネス上のソリューション (non-technical)】
危機管理計画 - 予期せぬ事態に対処する方法
・委託先のマネージドサービスプロバイダ間(ITサービス企業)との有益なコミュニケーション
  -コミュニケーションミスの回避(特にITに関連するもの)
  -コンプライアンスに役立つコラボレーション
 (技術的及びビジネスの問題をどのように体系的に理解するか)
企業が今後行った変更を引き続き採用し、活用する

4、今価値がある職務 - COVID-19以後
 ※日本では特にマネージドサービスプロバイダ(ITサービス)に求められる能力
リモートワーカーにサポートができるITスペシャリスト(高度なトラブルシューティング)
セキュリティアナリスト(状況を解析し、ハッカーの動きを把握する)
クラウドの運用サポート技術者、バックアップ技術者(多くのバックアップが現在必要になっている)
(自動化やバックアップ、クラウドを含むレジリエンシーを持つソリューションを提示できる)

5、提供側(マネージドサービスプロバイダ/ITサービス)に期待すること
・顧客とのコミュニケーションスキル
・プロジェクト管理および変更管理


6、CompTIAができること
CompTIAは、事業を変革する必要がある企業を支援しています(リサーチやコンテンツ、資格認定)。

●A Functional IT Framework(2016年7月米国本部発行のホワイトペーパー)

【ポイント】
・IT業務は、基本的な構成要素である「4つの柱(インフラ、開発、セキュリティ、データ)」と、プロマネ及びミッションを遂行するための業務命令から成り立っている。

・ビジネスに価値をもたらすITオペレーションは、この「4つの柱」によって決まることは今も昔も変わらない。

図1.png今後価値ある職務として名前が挙がった、クラウドバックアップテクニシャンやセキュリティアナリスト、ITスペシャリストは、すべてこの4つの柱にも関連する職務であることが分かります。

つまり、調査ができた2016年で今の状況は予想できなくても、今後も「4つの柱」は変わらなかったわけです。

この基本要素となる「4つの柱」を兼ね備えた人材であれば、新しいトレンドが生まれてもゼロから作り出すのではなく、業務の組み方を変えることで、柔軟に「変わる」「再起動する」ことができると考えています。つまり柔軟なリソースシフトができるということです。その上でサービスやツール、専門性を積み上げることができます。
図2.pngCompTIAでは「インフラ」「セキュリティ」の領域で、CompTIA Infrustructure Career PathwayとCompTIA CyberSecurity Career Pathwayにより、皆様のペースで、皆様が必要な業務で、戦略的に人材育成ができるよう、各業務の一人前の基準を定義、提供しています。こちらをご参照頂きながら、今後の柱づくりにお役に立てればと存じます。

 https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/

また多くの企業で、この「柱」づくりで、CompTIA認定資格は導入を頂いています。今後の人材育成でご参照下さい。

 https://www.comptia.jp/merit/company_casestudy/

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今回のWebセミナーを受けて、 6月29日(月) 13時に「Proactive Strategy to COVID-19 Challenge ~クラウドにおける現況と先を見越した取り組みとは~」を開催し、日本マイクロソフト株式会社 クロスインテリジェンスセンター センター長の吉田 雄哉様をお迎えし、上記でも取り上げられた「クラウド」にフォーカスし、技術面と人材育成面から、国内の現況と先を見越した取組みについてご案内いただきます。

【概要及びお申込はこちら】
https://www.comptia.jp/information/2020/06/web629-13proactive-strategy-to-covid-19-challenge.html