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image ビジネスの成功とリンクするテクノロジーの力強い成長
〜テクノロジー導入とITワークフォース問題に関する調査を発表〜
(CompTIA本部調査)
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<本部リリースはこちらから>
Technology Link to Business Success Grows Stronger for Companies Worldwide, New CompTIA Study Finds
Leading IT industry association releases new survey on global tech adoption and IT workforce issues
 

戦略的優先事項の決定や、ビジネスを成功に導く上で、ITが担う役割はどの企業においても重要なものとなっている。CompTIA米国本部が実施した調査では、4分の3以上の企業が、ビジネスの成功に、テクノロジーが極めて重要であると回答している。その多くが、今年のIT投資額の増加を検討しており、10社のうち4社の割合はITスタッフの新規雇用を予定しているという。

CompTIAの調査「International Technology Adoption & Workforce Issues(インターナショナルにみるテクノロジーの導入とワークフォース問題)」は、様々な国の1250以上の企業およびITエグゼクティブ(経営幹部層)を対象に行った調査結果をもとに作成された。

大部分の企業が、自社のIT活用の向上に前向きである。(自社のテクノロジー活用に満足していると答えた企業はわずか15パーセントであった。)これらの企業では、テクノロジーは、新規顧客の獲得、スタッフの生産性や能力の向上、コストや諸経費の削減、より効果的なイノベーション活動といった戦略的優先事項の達成には欠かすことができない要素だという。

今後12カ月におけるテクノロジー優先事項には以下が含まれる。
・ サイバーセキュリティ
・ データストレージとバックアップ
・ ネットワークインフラストラクチャ
・ イーコマースを含むウェブプレゼンス
・ 古いコンピュータやソフトウェアのアップデート

「クラウドコンピューティングのような新興テクノロジーの導入は増加を続けるでしょう。」とCompTIA米国本部リサーチVPであるTim Herbertは述べている。調査対象の各国では、半数以上の企業が、クラウドコンピューティングソリューションの「検証」または「活用」をしていると回答している。

また調査では、多国においてサイバーセキュリティ脅威のレベルが上昇していることが明らかになった。「ビジネスが「モノのインターネット(Internet of Things)」に依存する傾向が増えたことから、セキュリティ、データ損失、プライバシーに対する懸念が今まで以上に企業に影響を与えています。」Herbertは言う。

ITワークフォースの課題
テクノロジー依存の高まりから、多くの企業では今後12カ月でのITスタッフの増員を検討している。ITスタッフに対し、保有することが「非常に重要」と評価されるスキルには、ネットワークとインフラストラクチャ、データベースと情報マネジメント、ストレージ、ITサポート、サーバーとデータセンターマネジメントが含まれる。これらに関連した職務は、クラウドコンピューティングやモビリティといったような新興エリアに関するテクニカルスキルが必要とされる。

様々な理由で、ITスキルギャップは多くの企業にとって未だ課題として残っている。スタッフの知識および経験が、企業が求めているレベルに一致すると回答したのはごくわずかであった。半数以上の企業が、必要とされるIT人材の質と数に関して懸念していることがわかった。

「IT革新の速さから、スキルギャップはIT業界では当たり前のこととなりつつあります。新しいテクノロジーの需要は、そうした分野に精通している従業員の供給を追い抜き兼ねないのです。」とCompTIAのSkill Certification部門エクゼクティブVPであるTerry Erdleは述べている。

しかしテクノロジーのスキルギャップは、ビジネスの様々な場面に影響を与える。それには、スタッフの生産性の低下、理想的とはいえない顧客サポートや顧客エンゲージメント、新製品の開発や市場への参入スピードの遅れ、増大するセキュリティ脅威が含まれる。

米国に関わらず多くの国では、従業員および企業は、スキル向上のための対策を行っていることがわかった。過去12カ月においてトレーニングを実施したITスタッフの割合は、日本の72%から、インドやタイでは97%など高い数字を見せている。

また、 多くの企業が、今後2年間におけるIT認定資格の重要性は高まるであろうと予測している。調査参加のエグゼクティブの約4分の3は、トレーニングで得た知識を確認するため、トレーニング後の資格受験は重要であると言う。10人のうち6人以上の割合が、認定資格を保有しているITスタッフから成るチームは、共通する基礎知識を持つこと、証明された専門知識を持つことから、認定資格により利益を得ていると回答した。

調査では、自社のテクノロジーニーズの解決に、外部のIT企業やコンサルタントを「定期的に利用する:31%」「常用する:14%」と回答している企業がいることがわかった。最も一般的な使用サービスには、ITリペアとトラブルシューティング(企業の52%)、ITシステムの配置・展開、インストール、統合(49%)、ウェブデザイン(44%)、一般的なITコンサルティングやアドバイスサービス(34%)がある。

CompTIAの「インターナショナルにみるテクノロジー導入とワークフォース問題」調査は、組織内においてIT政策やプロセスに直接的に関与する1,256のITおよびビジネスエグゼクティブを対象に、オンラインベースで実施された。この調査で対象となった国は、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、日本、メキシコ、中東(オマーン、サウジアラビア、UAE)、タイ、イギリスである。
調査の全文は、CompTIA日本支局ウェブサイト「ライブラリー」よりダウンロードの上閲覧が可能。
http://www.comptia.jp/cont_library.html 



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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