CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


  CompTIA Japan ITSC受賞インタビュー
「受講者目線」でのトレーニングでトレーニング効果がさらにアップ
株式会社 タクト・マシン・サービス

CompTIA認定資格活用インタビュー第21回は、株式会社タクト・マシン・サービス 管理部 総務・人事グループ グループマネージャー 足立 卓久様、人財育成チーム チームリーダー  中山 勝徳様にお話をお伺いしました。

中山様は、CompTIA日本支局が毎年実施をしている「CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2011」において、みごと「Bronze」を獲得されました。




CompTIA CTT+の受験準備や、CompTIA ITSCへの準備を進める中で、さらに「受講者目線」でのトレーニングを提供できるようになったとお話される中山様。CompTIA認定資格は、インストラクションスキルに対して、どのような効果があるのでしょうか。インタビューでお話をお伺いしています。

CompTIA ITSCのニュースリリースの詳細については、下記からご覧ください。

CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー スキルコンペ) 2011 受賞者を発表
〜「Bronze」に中山勝徳氏(株式会社タクト・マシン・サービス)受賞〜
http://www.comptia.jp/press/120119.html

株式会社 タクト・マシン・サービス
http://www.tkt.co.jp/
貴社の業務内容を簡単にご案内ください。
【足立 様】
弊社のサービス部門ではOA機器のメンテナンス、設置や取り付けなどを主とし、営業部門ではプリンタ、パソコンなどの販売をしています。全国で約40か所の拠点を持ち、弊社社員が常駐しています。
総務・人事グループのミッションとしては、社員教育やお取引様のサービス保守を行う人材に、製品保守に必要となるライセンスの取得や教育があります。教育では新入社員が対象となる教育や中堅・ベテランが実施する教育があり、技術面のみならず、対人やマナーの教育全般の管理が含まれます。

テクニカル以外にもヒューマンスキルも提供される貴社ですが、人材育成のプランニングにはどのようなものが含まれますか。

【中山 様】
製品研修という大きなくくりがあり、それに、マナー研修、提案営業、クレーム対応、目標管理等があります。各種メーカー製品となると相当な数になりますが、主力製品で言えば、レーザープリンタ、インクジェットプリンタ、ドットインパクトというのが大きなカテゴリとなります。そこから構造原理に基づき更にカテゴリ化し、応用した教育を行います。機種ごとの拡販研修ではなく、基礎となる知識を提供するような形です。

例えば当社CEの主力であるレーザープリンタ、インクジェットプリンタの出張修理に関しては、ただ分解・組立をするだけではなく、印刷プロセスなどの動作原理からモータ、クラッチ、センサーの役割・動作原理、ねじの役割や電流・電圧など学習し、ただ単に「部品交換をしたから直った」ではなく「なぜそこが壊れたのか?」まで考えられるCEの育成をお取引先様と共にプランニングし人財育成をおこなっています。

今回ご応募いただいたビデオの内容は、実際の研修を想定したものですか。

【中山 様】
はい。主力となるレーザープリンタの製品の基礎教育の一部です。

今回のビデオ作成時に、CompTIA CTT+が参考になった点や、意識して変えられたところなどはありますか。

【中山 様】
以前までは、一方通行の講義スタイルに近く、うまく説明をしようということに気を取られていた気がします。ですが、CompTIA CTT+受験のための準備を進め、スコアリングガイド等を見ている際に、受講者主導の研修であるべきだと認識しました。CompTIA CTT+の勉強を通して、受講者のニーズにいかに対応するか等、受講者が主体となるインストラクションが身についたと思います。

意識をされ始めた時期というのはいつ頃からですか。

【中山 様】
最近ですね。師匠からも上達しているといった事を言われました。

師匠というのはどなたですか。

【中山 様】
あるお取引先のHさんという方です。その方からインストラクターのノウハウを教わりました。ここ半年くらいでしょうか、Hさんからそういったコメントをいただけたのは。最初から「受講者主導!」と師匠から言われてはいたものの、なかなか自分の物にならず最近になり師匠より「自分らしさがでてよい」とのお褒めの言葉を頂きました。

中山様には去年もITSCにチャレンジいただいていました。今回のビデオ作成で、具体的に変えられた点を教えてください。

【中山 様】
去年と大きく違うところは、三つあります。
一つ目は、受講者のニーズを事前アンケートで確認し、その後も対面で確認したところ。
二つ目は、ツールを多く使ったことです。今回は、プリンタに関する研修風景だったのですが、あえて壊れているプリンタを用意しました。トラブルシューティングにおいてもプロセスを口頭で進めるのではなく、不具合が生じる状況を用意し研修をするようにしました。受講者のイメージを湧かせ、理解を深める上で役に立ったと思います。また、各プロセスで使う単部品、プロジェクター、ホワイトボード、テレビ等も用意しました。受講者は、印刷プロセスのアニメーション、時にはテキストを画面から見ながらの受講が可能となりました。
三つ目に、受講者による自己採点を導入しました。プロセスごとに理解度を各自採点してもらい、不足している箇所については私より再度説明するようなシステムです。最後の点については、実際の研修時にも受講者へのアンケートを実施していますが、受講者のニーズや理解度の認識を行うことの重要性を感じています。

2008年よりインストラクターとして教育を提供されていますが、以前と比較して、受講者の方々の反応はどうですか。

【中山 様】
受講者の反応は変わっていると思います。寝る人がいなくなりましたし、質問も多く出るようになりました。また、アンケートの中の講師評価が5段階であるのですが、わかりやすい受講であった、という回答が以前より多く見受けられます。

■2008年度受講者アンケート結果
  − 講師説明:非常にわかりやすい 49% わかりやすい 49%
  − 総合満足:十分満足できた 54% 満足できた 30%

■2011年度受講者アンケート結果
  − 講師説明:非常にわかりやすい 100% 
  − 総合満足:十分満足できた 95% 

講義をされる前の準備期間や、気にかけていることなどあったら教えてください。

【中山 様】
受講者の理解がより深まる教材の準備を心掛けています。例えば、今回のビデオ作成では、受講者に、実際に現場でサービス業務を行う人、また、そういう人をサポートする事務員が参加されていました。当然、知識レベルが異なるため、普段プリンタに携わることのない人でもイメージがわき理解ができるよう、あえて不具合のあるプリンタの用意をしました。参加している全員の理解度を、決められた基準までどのようにして達成が可能かを常に考えます。

中山さんがお考えになられるインストラクターの心構え、向上のために必要なものを教えて下さい。

【中山 様】
受講者ありきの研修。それを理解することでしょうか。また、常に双方向であること。会話を通じて受講者から教えてもらうというスタンス。インストラクターは道案内であることが重要だと思います。それを意識してからは、肩の力が抜け、受講者目線でのインストラクションができるようになりました。

最後に、貴社が目指すべき方向性を教えてください。

【足立 様】
全国拠点でサービスをする会社としての強みを生かし、今後も大小問わずサービス提供を展開し、それが実績につながるよう尽力していきます。また、弊社では教育の社内展開が可能であることから、認定資格を取得したエンジニアがさらに活躍できるような場を増やす教育提供を継続して行っていくつもりです。

貴重なお話をありがとうございました。ITSC受賞を機に、貴社のお名前や信頼性をさらに上げるお手伝いをさせていただきたいと思います。次回は是非、シルバーを目指してください。


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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