2014年1月24日(金)にCompTIA日本支局主催による「CompTIA人材育成サミット2014」が開催されました。
今年の人材育成サミットでは、「今までの人材育成は通用しない?クラウド時代に本当に必要なスキルとは」というタイトルのもと、クラウドコンピューティングの技術的進歩が進む中、各社がクラウドを導入していく上で、またサービスとしてクラウドを提供する上で、必要となる人材のスキルやその育成方法等についての気付きを提供させていただくセミナーといたしました。
これらを踏まえ、今年の基調講演では、「今までの人材育成は通用しない?クラウド時代に本当に必要なスキルとは」と題し、株式会社ラック/総務省
高度ICT利活用人材育成推進会議 構成員の長谷川様より講演をいただきました。
また、人材育成モデルとして、クラウドのサービス提供が進む中、ベースとなる技術力を高めるためCompTIA認定資格をご活用いただいているオムロンフィールドエンジニアリング株式会社様より講演を頂きました。
今年は、CompTIA アジアパシフィックを代表してVice PresidentのDennis
Kwokが参加させていただき、皆様にご挨拶とワールドワイドでのCompTIAでの取り組みを改めてご案内いたしました。
当日、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。
CompTIA日本支局(担当:吉村) TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected] |
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タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。) |
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13:00 |
受付開始 |
13:30
〜 13:40 |
CompTIA人材育成サミット2014開催のご挨拶 |
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CompTIA
Asia Pacific Vice President Dennis Kwok |
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13:40
〜 14:40 |
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株式会社ラック
セキュリティアカデミー プロフェッショナル・フェロー/
総務省「高度ICT利活用人材育成推進会議」構成員 長谷川 長一 様 |
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14:40 〜 15:00 |
休憩 |
15:00
〜 15:50 |
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オムロンフィールドエンジニアリング株式会社
人総本部 本部長 参与 杉野 博久 様
人総本部 人事労政部 古田 拓 様 |
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16:20
〜 17:00 |
CompTIAが提唱するクラウド時代の人材育成
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CompTIA
Asia Pacific Vice President Dennis Kwok |
CompTIA日本支局活動報告:クラウド人材育成計画推奨案 |
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CompTIA日本支局
シニアコンサルタント 板見谷 剛史 |
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【基調講演】
今までの人材育成は通用しない?クラウド時代に本当に必要なスキルとは
株式会社ラック セキュリティアカデミー プロフェッショナル・フェロー/
総務省「高度ICT利活用人材育成推進会議」構成員 長谷川 長一 様 |
今回のセミナーでは、基調講演として、クラウド時代に本当に必要なスキルとはを考えるため、株式会社ラック
セキュリティアカデミーのプロフェッショナルフェローでもあり、総務省「高度ICT利活用人材育成推進会議」構成員 長谷川様にご講演いただきました。
ICT環境を変化させているクラウドコンピューティングが様々な形で活用されている現状、また導入に際してのリスクや業務フローの変化などの影響についても改めてご紹介をいただきました。
その上で、ICT人材を取り巻く環境の変化や、人材不足の現状など、ご自身が参加されている総務省の委員会における調査報告などをもとにお話をいただきました。
今後、クラウド環境でますます重要視される「実践的スキルを持った人材」とはどのような人材か、またこれらの人材を育成していく上でのポイントなども交え、ご講演をいただきました。
クラウド環境の変化に伴い、必要とされる人材モデルや人材育成方法も変化していきます。
そのため、これしかないという方法を見つけだすことは難しいことですが、今回のご講演が一つのヒントになったのではないでしょうか。
ご講演をいただきました長谷川様、本当にありがとうございました。 |
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【人材育成モデル紹介】
「要素技術力の強化」で「環境変化に柔軟な人材」を育成する
オムロンフィールドエンジニアリング株式会社
人総本部 本部長 参与 杉野 博久 様
人総本部 人事労政部 古田 拓 様 |
次の講演では、人材育成モデルとして、オムロンフィールドエンジニアリング株式会社
杉野様、古田様にご講演をいただきました。
同社では、現在、そして将来的にICT環境の変化に柔軟に対応でいる人材を育成するため、2016年までに全エンジニアを対象にCompTIA
A+、Network+、Server+の取得を必須とされました。同社の商品である「技術力」を支えるためどのような育成が必要であったのか、また、この育成を実現するため徹底的に見直しをされた教育体系のモデルなどをご紹介いただきました。
特に、同社では、従来社会インフラシステム、金融システムなど「事業優先の技術力」を優先して人材育成を実施されていましたが、今後は「環境に柔軟に対応できる技術力」をテーマにした、汎用的なスキルの育成についてご講演をいただきました。
日進月歩でICT環境が変化する中、人材育成を基盤から見直し、将来にも備えるといった取り組みは、多くの企業の皆様のご参考になったのではないでしょうか。
ご講演をいただきました杉野様、古田様、本当にありがとうございました。 |
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CompTIA日本支局活動報告 |
本セミナーでのCompTIAからのご案内については、当日配布させていただいた資料を下記よりダウンロード(PDFファイル)していただけるようにいたしました。ぜひご覧ください。
CompTIAが提唱するクラウド時代の人材育成/CompTIA Asia Pacific Vice
President Dennis Kwok
CompTIA日本支局活動報告:クラウド人材育成計画推奨案/CompTIA日本支局
シニアコンサルタント 板見谷 剛史
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