CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


  CompTIA認定資格活用インタビュー
CompTIA A+が取得できれば、これからも乗り越えられる

CompTIA認定資格取得者インタビュー第17回は、システムネットワークサービスの基盤としてCompTIA認定資格を活用いただいています、シャープドキュメントシステム株式会社 人材開発推進部 部長 帖佐 茂 様、河田 幸一郎 様に、新人研修でのCompTIA A+の取得を中心に、お話をお伺いました。

シャープドキュメントシステム株式会社   

http://www.sharp-ds.com/index.html
まずは事業内容をご紹介いただけますか。
(帖佐 様)
大きくは2つの事業を展開しております。デジタルフルカラー複合機やデジタル複合機など、お客様のニーズに合わせたドキュメントシステムの販売、付随してオフィスサプライの販売を行います「商品販売事業」があります。そして、ドキュメント環境のトータルサービスを提供しておりますドキュメントサービス、及びPOSなどのシステムネットワークに関する企画立案から、構築・運用・保守までを提供いたしますシステムサービスで構成される「サービス事業」です。現在全国に94ヶ所にサービス拠点を設け、従業員数は約1,700名です。

過去に遡っていただきまして、CompTIA認定資格との出会いや活用のいきさつ、今までの取組みなどをおしえていただけますか。
(河田 様)
14年ほど前でしょうか、当時私がサービスセンターにおりましたときに、本社から「A+という資格があるから受けてみないか」という話があったのが、最初の出会いかと思います。まだ日本支局がなく、情報が少ない中、受けたと記憶しています。

(帖佐 様)
私もサービスセンターにおりましたが、当時あるメーカーのサーバ構築や保守で、CompTIA Server+の取得が必要でしたので知っていましたし、現場での取得を推進する側でもありました。
その後、2005年に人材開発推進部が立ち上がり、私が配属されてまもなく、カスタマエンジニアの基礎的な能力を「測れる」資格、漏れなく体系的に教育を行える資格を検討することとなりました。CompTIA認定資格は、知識体系だけでなく、実践的で、お客様目線から必要なスキルを漏れなく習得でき、スキルを「測れる」資格として評価していました。単なる資格取得ではなく、取得までのプロセスも大事にでき、自然と取得ができるような取組みが目指せる資格という点も評価でき、採用を決め、今に至っています。現在はCompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Server+を段階的に取得して、システムネットワークサービスとしての基盤として活用をしており、だいたい入社後5年あたりまでの取得を進めています。

今回は、新入社員の皆様にCompTIA A+の取得のためにトレーニングを進めていただきましたが、その流れを教えていただけますか。

(帖佐 様)
新入社員に対しては、基礎的な教育が終了した後、お客様目線を身につけるためにサービス実習(OJT)を実施し、その後正式な配属となる流れで組んでいました。CompTIA A+の取得は、OJTで目にした「点」としての経験を、体系的な教育によって「線」としてつなげ、自信を持って現場に配属されることを目的に行いました。
システムネットワークのサービス事業を拡大していくために、今回の対象者は全員この部門に配属される予定でした。即戦力として期待がかかっています。その意味で、今後のためにも基盤をもれなく学ぶことができる、CompTIA A+の取得が適当であろうと判断しました。

トレーニング後の皆様のご感想、または配属されてからの印象はどのように映っていらっしゃいますか。

(河田 様)
OJTを先に行ったことで、「あの時先輩が構築で行っていたのは、こういうことだったのか」という、現場でのスキルの活用を意識しながら受講できたことは、社員にとって有意義だったかと思います。
トレーニングによって、PCがどのように動いているのかが分かるようになったので、目の前で起きていること、先輩が行っていることをただ追いかけているだけだったのが、それらを理解して、その先を考えられるようになっているようです。

トレーニングには大体どれくらいの時間を要したのですか。

(河田 様)
実習を伴った講習を5日間行いました。1人1台PCを用意しています。講師はウチダ人材開発センタさんにお願いしました。

分解・組立などを行いながらですか。

(河田 様)
ハード、OSを理解するうえでは、もちろんです。それができなければ、CompTIA A+を学ぶ意味はありません。
PCはすべて会社で揃えています。中身を見るのが初めてな社員もいました。普段メールだとかでPCを使っているだけでしたら、中を分解してみようというところまでは思いませんから、当初はかなり戸惑っていました。

貴社にとりまして、CompTIA A+はどのような位置づけですか。

(帖佐 様)
システムネットワークサービスの基盤としてでも名前は挙がっていましたが、CompTIA A+については、その中でもカスタマエンジニアのスキル基準として捉えていまして、CompTIA A+が取得できれば、これからも乗り越えられるだろうと捉えています。CompTIA A+の取得が、その先の教育を提供する際にも安心できる、一つの判定になっています。
PCの仕組みを知り、その上でPCクライアントの運用管理がきちっとできるようにならないと、サービスの仕事は勤まりません。またサーバも無理です。そのベースがCompTIA A+です。

サーバのサービスを提供する人材を育成するうえでも、CompTIA A+の取得は必要ですか。

(河田 様)
我々が扱うサーバはPCサーバですから、基本はPCなのです。サーバとして必要なところを勉強しようと思ったら、どうしてもPCへの理解が必要です。その上でサーバの知識を積み上げる形でないと、業務に耐えうる知識としてはもろさがあります。

(帖佐 様)
当社の場合はお客様先でのサービスを提供している訳ですから、お客様の目線で仕事をする以上は、管理者としてサーバから見るのではなく、PCクライアントからの視点で物事を理解することが絶対必要です。PCの中身が分かって、PCLANがあって、ここをきっちりと分かることで、その先のセグメントが分かり、サーバにつながる。その後サーバが何をしているのかが分かって、ルータを通して、どのようにインターネットに出て行くのかを知る。この順序でつながりが分かってサーバ、ネットワークを理解し、サービスを提供すべきです。
複合機なども、PCクライアントの存在は同じことが言えますので、ドキュメントサービス系CEにもCompTIA A+の取得を考えています。

これからITサービスの仕事に就こうとする人材に、望むことはありますか。

(帖佐 様)
基盤を備えていなければ、実践にはつながりません。基盤は実践で遭遇する様々な事態に対し、次を予測できる能力を与えます。あの時ちゃんとやっておけば・・、と身にしみて感じることが必ず出てきますから、まずはCompTIA A+の取得で乗り越えてほしいです。

(河田 様)
CompTIA A+を素で取得できる人、それが本音です。
最近の新入社員から聞いたのですが、学校では、PCに電源が入った状態で、ワープロソフトや表計算ソフトが立ち上がって準備されていて、その操作方法の授業の後も、電源を切らずに学生が教室を出る、これが学校での情報処理の授業風景だそうです。もちろんすべての学校ではないと思いますが、キーボードタイピングやアプリケーションの操作はできるけど、PCの起動・終了やアプリケーションの終了はできない学生がいるのは事実です。このような状況ですので、コンピュータの核となる表現である2進法についての理解に乏しい新入社員が増える傾向にあるのが残念です。

ありがとうございました。

CompTIAより

帖佐様、河田様にお話をお伺いしていまして、CompTIA認定資格の目的、そして試験開発に携わった現場の皆様が込めた試験への思いに共感をいただき、しっかりと伝わっていることを感じることが出来ました。
資格の目的、果たす役割を理解した上で、人材育成でより効果を得るために資格を利用する、CompTIA日本支局はこの考えを大事に活動をしています。シャープドキュメントシステム様での事例が、皆様の参考になれば幸いです。

最後になりましたが、快くインタビューに応じてくださいました帖佐様、河田様に、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。今後の益々のご活躍を心よりお祈りしております。



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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