CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


  セミナーレポート
CompTIA Skill Solution Forum 2010

2010年8月26日(木)にCompTIA日本支局主催による
「CompTIA Skill Solution Forum 2010」が開催されました。

今回のセミナーでは、基調講演として日本人初の米国メジャーリーグコーチを務められた立花 龍司氏をお迎えし、「勝つ組織のリーダーとは〜日米プロ野球の監督に学ぶリーダーシップ〜」というタイトルにて、「組織力」を高めるキーとなる「リーダーシップについてご講演をいただきました。
CompTIAからご提供をさせていただいている認定資格とは直接関連性はありませんが、「人材育成」というキーワードをもとに、ご参加をいただいた皆様の参考になるようなご講演をということからご講演をお願いさせていただきました。

ユーザー事例としては、CompTIA認定資格をカスタマエンジニアの育成にご活用いただいておるシャープドキュメントシステム株式会社様から、認定資格の導入経緯や効果などについてご講演をいただきました。
また、今回のセミナーでご案内をさせていただいた「CompTIA Strata IT for Sales」を日本国内でいち早く導入いただいたリコージャパン株式会社様より、導入の対象や方法、効果などについてご講演をいただきました。

当初100名の定員に対して、かなり多くの方よりお申込みを頂戴したため、開催会場を拡張し、定員を150名とさせていただきました。当日ご参加いただきました皆様には、座席が少し窮屈になり、大変申し訳ございませんでした。
改めまして、お詫びと当日ご参加のお礼をさせていただければと思っております。ありがとうございました。
また懇親会にもたくさんの方にご参加をいただき、誠にありがとうございます。短い時間ではありましたが、たくさんの皆さんにご参加いただき、様々なコミュニケーションをしていただいたことをお伺いし、大変うれしく思っております。

当日、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。 
       CompTIA日本支局(担当:吉村) TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected]
 
展示ブース
<株式会社IPイノベーションズ>
企業価値を高める人材育成のための教育サービスに取り組んでおり、お客様のご要望に合わせたカスタマイズ研修に提供のあるトレーニングパートナーです。
インストラクター育成やITエンジニア教育現場に長年携わった経験を活かし、CompTIA認定資格のトレーニングに取り組みをしていただいています。
株式会社IPイノベーションズ
http://www.ipii.co.jp/
<株式会社ウチダ人材開発センタ> 
IT人材の成長に合わせた豊富なカリキュラムと、質の高い講師をベースに、人材育成計画から、スキル診断・分析、研修コースのご提案・ご提供されているトレーニングパートナーです。
CompTIA関連のトレーニングについては、ほぼ全認定資格試験を網羅いただき書籍、e-Learningのご提供をいただいております。また、新しく開発された「取るシリーズ」で資格取得を目指す皆様を、さらにサポートされています。
株式会社ウチダ人材開発センタ
http://www.uhd.co.jp/
<エミール総合学院>
今回のセミナーでは、名古屋からお越しいただき、ご出展いただきました。オリジナル教材と試験をセットにされた資格取得セミナーは、様々なお客様から大変好評を得ていらっしゃいます。

CompTIA関連では、A+、Network+、Security+、Server+のトレーニングを始め、今回のセミナ-では、CompTIA Strata初の携帯コンテンツ教材をご紹介いただきました。
エミール総合学院
http://www.s-emile.jp/
<株式会社TAC>
多くの企業でCompTIAトレーニングの実績のあるトレーニングパートナーです。
今回のセミナーでは、長年の経験から作成をいただいているテキストやWeb講座、模擬試験などをご紹介いただきました。
また、改訂CompTIA A+のトレーニング教材をいち早く開発いただい、セミナーでもご紹介をいただきました。
<ピアソンVUE>
CompTIA認定資格をワールドワイドで配信されているテスティングパートナーです。
今回のセミナーでは、実際のCBTをご体験いただけるよう、模擬試験をご用意いただき、CompTIA A+を始め、Strata試験まで模擬試験にて体験をいただくことができました。
<プロメトリック株式会社>
CompTIA認定資格をワールドワイドで配信されているテスティングパートナーです。
今回のセミナーでは、CompTIA認定資格試験を始め、各種試験の予約・受験方法についてご案内をいただきました。また、本フォーラムのご参加者の皆様に、「トレーニング+バウチャー」を特別価格でご提供いただきました。
プロメトリック株式会社
http://www.prometric-jp.com/
 
タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。)
13:00〜13:15

CompTIA Skill Solution Forum 2010 開会のご挨拶
 
CompTIA Senior Vice President of Skills Certification Terry Erdle

13:15〜14:30

【基調講演】
「勝つ組織のリーダーとは〜日米プロ野球の監督に学ぶリーダーシップ〜」

 
コンディショニングディレクター 立花 龍司 氏

15:00〜16:30

CompTIAが提案する新たなキャリアロードマップと「営業力強化」の新プログラムについて
  CompTIA Senior Vice President of Skills Certification Terry Erdle
  CompTIA日本支局 シニアコンサルタント 板見谷剛史
  <ユーザー事例>
  リコージャパン株式会社 販売戦略本部 人材開発センター 岡田 昭伸 氏

16:30〜17:30

【ユーザー事例】
「現場での「点」を体系的な教育で「線」としてつなげる」

 
シャープドキュメントシステム株式会社 人材開発推進部 部長 帖佐 茂 氏

17:30〜 懇親会
 
【基調講演】
「勝つ組織のリーダーとは〜日米プロ野球の監督に学ぶリーダーシップ〜」
 コンディショニングディレクター 立花 龍司 氏

今回のセミナーでは、CompTIAとしては初めて「人材育成」をキーワードに多方面で活躍をされている方をお招きしてご講演をいただきました。

ご存知の方も多いかと思いますが、今回ご講演をいただいた立花 龍司氏は、89年よりコンディショニングコーチとして近鉄に入団され、その後、日本人初のメジャーリーグコーチとして活躍されました。現在では、ご講演や各メディア等への出演を通じて幅広い層へのコンディショニングの重要性についての普及活動や筑波大学大学院でのスポーツ医学の研究など多方面に渡り活躍をされています。

本セッションでは、長きにわたり「人を育てる」というお仕事に就かれていた立花様から「リーダーシップ」や「チームビルディング」といったテーマでご講演をいただきました。また、日本人初のメジャーリーグコーチという経歴から、日米の監督からどのような要素が日本人のリーダーとして必要かといった観点でお話をいただきました。

セミナー後のアンケートでは、「大変参考になりました。」というお声をたくさんいただきました。また、ご自身が企業の中でインストラクターとして人材を育成する立場にある方も多く、「講演の際の人を引き付ける力、話し方、立ち居振る舞いなどとても参考になりました。」といったお声もいただきました。

ご講演いただきました立花様、本当にありがとうございました。

 
CompTIAが提案する新たなキャリアロードマップと「営業力強化」の新プログラムについて

本セッションでは、CompTIA米国本部で認定資格の開発部門のSenior Vice PresidentであるTerry Erdleより、CompTIAが今後ご提供をさせていただくキャリアパスに応じた様々な認定プログラムについてご案内をさせていただきました。

現在、ワールドワイドのIT業界で抱える問題、また日本が固有に抱える問題などの観点から、それらの解決のため、認定資格がどのような役割を果たせるのかについてご案内をさせていただきました。
1993年のCompTIA A+提供開始以来、IT業界で育成が必要とされる人材に合わせて、Network+、Server+といった様々な認定資格をご提供させていただいていますが、今後CompTIAでは、さらにエントリーレベルの認定試験である「CompTIA Strataシリーズ」のラインナップの拡張を予定しています。また、IT業界のニーズに合わせ認定資格の拡張も予定しており、これらの内容についてもご案内をさせていただきました。

また、昨今では、様々な企業でエンジニア職と営業職の役割について、いろいろとご相談をお伺いすることがあります。これを受け、CompTIA日本支局からは、シニアコンサルタント 板見谷より、「営業力強化の軸になるスキルマップ」
として、 2010年4月より日本語試験の配信が開始されている「CompTIA Strata IT for Sales」を中心に、ITスキル、コミュニケーションスキルの両面よりスキル育成を支援するプログラムについてご案内をさせていただきました。

そして、この「CompTIA Strata IT for Sales」を日本国内でもいち早く導入をいただいたリコージャパン株式会社 岡田様より、導入のねらい、効果などについてご講演をいただきました。
「モノ発想」になりがちな営業職の方々を「コト発想」に転換するため、また「セキュリティ」や「Green IT」といったITのトレンドを正しく理解しお客様に発信することで信頼性や商談のトピックが広がるなど、導入をいただいた効果をご紹介いただき、ご参加いただいた皆様に非常に参考になるお話でした。

CompTIA Strata IT for Salesの詳細については、下記からご覧ください。
  CompTIA Strata IT for Sales

 
【ユーザー事例】
「現場での「点」を体系的な教育で「線」としてつなげる」
最後のセッションでは、ユーザ事例として、2005年よりカスタマエンジニアのスキルを体系的に育成するために社内推薦資格としてCompTIA認定資格を導入いただいているシャープドキュメントシステム株式会社 人材開発推進部の帖佐様にご講演をいただきました。

「お客様目線でのサービス」をモットーに、お客様に求められているものを的確に提供するため、新入社員向けの研修の際に、CompTIA A+を導入いただいています。
現場でのOTJ実習で得られる「点」としてのスキルを、CompTIA A+を通した技術研修において「線」としてつなげることにより、より顧客満足度の高い、必要な知識や技術を取得できることができるとお話をいただきました。
また、昨今の新入社員の皆様にかけている要素である「技術を体系的に学ぶ」「原理を知る」といったこと解消するためにもCompTIA認定資格をご活用いただいているというお話をされておられました。

参加者の皆様の中には、新人研修等を担当されている方もたくさんいらっしゃるようで、皆さん熱心にメモなどを取られながら聞いていらっしゃる姿が印象的でした。
 
懇親会

セミナーの最後では、ご参加いただいた皆様と交流を深めるため、また、ご参加者の皆様同士の情報交換の場として、懇親会を実施させていただきました。

なかなか普段、他社の皆様がどのように実施をされているか聞かれる機会のない人材育成の方法などの情報交換をされている方も多く、たくさんの方が名刺交換などをされているご様子でした。

CompTIAとしても、今後も皆様同士が積極的に情報交換をしていただける場を提供できるようにしていきたいと考えております。

遅くまでお付き合いいただきましたご参加者の皆様、本当にありがとうございました。



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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