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第9回:S&J株式会社 安田 良明 様
 
 
1. 現在のお仕事内容を教えてください。
インシデントレスポンス業務や、ガバナンスコンサルタント業務がメインとなります。また、(ISC)2レビューセミナーの認定主任講師、サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムのセキュリティ道場の師範をしています。
 
2. 初めてのITのお仕事は何でしたか?
システムズエンジニアとして、メインフレームの基盤設計や構築に携わっていました。
 
3. 現在のお仕事に就くまでの経験や経歴で役立ったことを教えてください。
とくにないです。
 
4. 認定資格を取得される際、どのような勉強方法をされていますか?
実務経験が重視されるため特にないです。
CompTIA CASPを受験した時は、テキスト自体が手元になかったですし・・。(ISC)2 のCISSPを受験した時はレビューセミナーを受けました。試験対策としてではなく、実務に関する基礎能力を伸ばすための教育です。基礎をしっかり埋め込むには、自己流ではなく、トレーニング等取り入れることが重要と考えています。
 
5. その際に、モチベーションとなった事柄があれば教えてください。
当初のモチベーションは、給与アップですね(笑)
今は、より高みの仕事をして社会に貢献することです。そのため認定資格は必要でした。
 
6. 取得されているCompTIA認定資格を教えてください。
CompTIA Security+ CEと、CompTIA CASPです。
 
7.CompTIA認定資格はお仕事にどのように役立ちましたか?

どちらもですが、特にCompTIA CASPは役立っていると思います。米国の考え方が身についているので、グローバルスターンダードの情報システムや相互接続に対する考え方を学習することができ、それがスマートな仕事に繋がっていると感じています。また、情報システムを管理するために必要となる、コマンドによるオペレーションスキルやインシデント分析等をシミュレーション試験により自己の能力を確認できたことは、仕事の自信につながりました。

 
8.取得されているCompTIA認定資格とご自身のお仕事の関連度合いをパーセンテージで教えてください。
CASPに関しては間違いなく100%ですね。Security+の内容は、CASPにほとんど含まれていると考えられるのでこちらも100%といえます。
 
9. CompTIA以外で取得している認定資格を教えてください。

(ISC)2 CISSP(Certified Information System Security Professional)
(ISC)2 SSCP(Systems Security Certified Practitioner)
NSA-IAM (米国国家安全保障局(NSA)INFOSECアセスメント方法論)
CISA(公認情報システム監査人)
CISM(公認情報セキュリティマネージャー)
CGEIT(Certified in the Governance of Enterprise IT)
CRISC (Certified in Risk and Information Systems Control)
情報セキュリティアドミニストレーター

 
10. 認定資格の取得前後で、給与面における変化はありましたか?
大幅アップ(笑)数百万単位ですね。
認定資格保有者のサラリーサーベイからもわかるように、(Security+の例では、平均給与額は$80,000)資格保有と給与は大きく関係します。
 
11. 認定資格を取得したことで、仕事上でやりたいことができるようになりましたか?
はい。まさに今の業務、ガバナンスコンサルタント、インシデントレスポンスといった、お客様の組織寄りの業務に携わることができています。
 
12.今後、認定資格は「より重要」OR「重要性は低くなる」と思いますか。その理由もお聞かせください。

より重要になります。認定資格は客観的な証明となります。ですが、それら認定資格は(更新が必要な)継続資格であること、グローバル指標のある資格でないと意味はありません。そのため国内で作る資格は意味がないですね。もし作るのであれば、それに対外的評価がなければ意味がないものになります。

 
13.これからIT分野での活躍を目指す人たちにエールをお願いします。

より良い仕事をするためには、様々な資格を取得すること。そうした客観的な能力の証明をしない限り、社会に貢献する業務に携わる機会を競合他社に奪われてしまう可能性が高まりますし、貢献度に見合うだけの高い給与水準の仕事にも就けません。(情報セキュリティ人材の不足が課題となっていますが、まずは儲かる業種にしないと人材は集まらないと考えますので・・)それによって経済活動の一員となり、情報セキュリティの明るい未来を一緒に作りましょう。
ぜひ皆さんもがんばってください。