【2010年2月9日 現在】 |
2010年1月26日付でCompTIA日本支局より、以下の内容にて、CompTIA認定資格
ポリシー変更のご案内をさせていただきましたが、 2月2日付で発表されましたCompTIA米国本部の内容の更新に伴い、一部の内容が更新となりましたことをご案内させていただきます。
下記ポリシーの更新につきましては、2011年1月1日以降に認定資格を取得された方が対象となります。
2011年1月1日以前に、取得された認定資格につきましては、本ポリシーは適用されません。
また、これに伴い、継続教育プログラムのご提供開始につきましても変更されることがございます。詳細につきましては、決定し次第、Webサイト、メールニュースにてご案内をさせていただきます。
※以下に、2010年1月26日付けのCompTIA日本支局よりのリリースを掲載させていただきます。
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【2010年1月26日】 |
2010年1月11日付のCompTIA米国本部よりCompTIA認定資格ポリシーの変更につきましてリリースが発表されました。以下の点が変更となりますのでご確認いただけますようお願い申し上げます。
対象となる認定資格は、CompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+の3つの認定資格です。
これらの3つの試験は、2008年より国際標準化機構(ISO)よりISO17024を取得しています。 ISOでは、認定資格の取得者に対して定期的に認定資格で得たスキルを更新、または再確認することを必要としています。
そのため、今回の更新ポリシーは、ISO17024からの要求事項となります。
CompTIA認定資格は、従来よりご案内している実務能力の育成、実務能力の評価基準として 役割を果たす認定資格となります。
そのため、今回の変更においても、CompTIA認定資格の更新は「必須」ではありません。
急速に変化するITの技術に適用できる人材を維持するため、認定資格のバージョン更新を希望される場合には、 新しい継続更新プログラムもご活用いただけますと幸いです。
また、本ポリシーの変更に伴い、2010年1月以降に受験された皆様の認定証の発送に若干遅延が生じております。順次発送を開始しておりますので、お手元に届くまで今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
<変更点>
・CompTIA認定資格は、「生涯認定(Lifetime Certification)」という考え方でしたが、
今後は、「バージョン認定」という考え方に変更になります。 例えば、CompTIA A+ 220-601、220-602試験で合格されCompTIA
A+を取得されている方は、 「CompTIA A+認定」ではなく、「CompTIA A+ 600シリーズバージョン認定」という形になります。
・認定資格試験の改訂に伴いバージョンが変更された際に、現在認定されているバージョンから更新をされたい場合に、従来では、改訂バージョンの試験を合格することが必要となりましたが、2010年1月より、継続教育にてクレジットを取得することにより更新が可能になるプログラムの提供を開始することとなりました。
更新プログラムへの登録は、受験者、または企業のご担当者皆様の「任意」となります。また、登録の期限は、認定資格取得後、3年間となります。取得後3年以降は、従来通り、改訂バージョンの試験を受験いただくことで認定のバージョンが更新されます。
ご不明な点につきましては、以下「認定資格 ポリシー変更に関するFAQ」をご確認いただけますようお願い申し上げます。また、FAQをご参照いただき、ご質問内容が解決しない場合は、CompTIA日本支局までご連絡をいただけますようお願いいたします。
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認定資格ポリシー変更に関するFAQ |
CompTIA認定資格に関する新たなポリシーとはどのような内容ですか。 |
2010年1月より、CompTIA
A+, CompTIA Network+, CompTIA Security+認定資格については、「バージョン認定」という考え方が適用されます。
また、継続教育プログラムにより資格を次のバージョンに更新するプログラムの提供が開始されます。継続教育プログラムにて更新をする期間は、合格日より3年間の有効期限が設けられます。また有効期限が、すべての認定証および認定IDカードに記載されます。
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CompTIA認定資格には有効期限の設定はないとしていましたが、なぜポリシーを変えるのですか。 |
今回のポリシー変更の対象となる科目 CompTIA
A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+は、ISO(国際標準化機構) の認定を受けているものです。ISOでは、受験者が取得する認定資格の定期的な更新ができるよう、その方法提供を義務付けています。CompTIAのではこの定期的な更新のために必要な期間を3年間とさせていただきました。
また、今回の変更は、シスコ、マイクロソフト、オラクルなど他のIT認定資格プロバイダーのポリシーに踏襲するものとなります。今日のIT環境では、自身が持つ知識やスキルを継続的に更新していくことが重要となります。
今回提供を開始するCompTIA継続教育プログラムでは、IT技術者が取得している知識やスキルを見直す手段の一つとなります。
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CompTIAでは今回のポリシーの変更を通じ、受験料を稼ごうとしているのではありませんか。 |
CompTIAは、非営利団体のIT業界団体のため、IT業界とIT業界で働く方々のために得たお金を再投資しています。この方式の一つがCompTIA認定資格です。ハイステークの認定資格試験を開発し提供することにより、各社がこれらにかかる時間とリソースなどの重要なコストをセーブすることができます。
同様に、CompTIAから提供される新しい継続教育プログラムの開発や管理には、これらのコストが必要となります。認定資格取得のために支払われたお金をもとに、ITワークフォースのための新しく更新された認定資格と継続教育オプションの作成、維持に投資がされます。
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今回のポリシー変更の対象となる認定資格はなんですか。 |
新たな認定資格更新ポリシーは、ISO認定を受けているCompTIA
A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+を取得しているすべての方が対象となります。その他のCompTIA認定資格については現在のところ対象となりません。
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今回のポリシー変更は、2010年以降に認定された人にも適用されますか。 |
はい。認定された時期に関わらず、すべてのCompTIA
A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+を取得されている方に適用されます。
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認定資格を更新するまでにどれくらいの期間がありますか。 |
CompTIAは、ISOが提示するガイドラインに沿う一方で、CompTIA認定資格取得者が資格を更新するための十分な期間を提供したいと考えています。下記のチャートでは、資格更新までの期限および継続教育のクレジット要件の概要をご案内しています。
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新しいバージョンの試験を受験せず、現在取得している認定資格の更新を行うことはできますか。 |
はい。CompTIAの資格更新プログラムには、継続教育クレジット(CEU:Continuing
Education Unit)を取得することで、取得する資格の更新ができる継続教育プログラムの提供を開始する予定です。
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継続教育プログラムは、CompTIA認定資格取得者であれば参加できますか。 |
このプログラムは、CompTIA A+の600、700シリーズを取得している方、最新バージョンのCompTIA
Network+、CompTIA Security+ を取得している方が参加の対象となります。それ以前の旧バージョンの試験を持つ方は、この継続教育プログラムに参加するため、最新バージョンの認定資格を取得する必要があります。
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継続教育クレジットの適用となる活動にはどのようなものがありますか。 |
継続教育クレジットとしての対象となる活動には、
・ 最新バージョンのCompTIA認定資格試験またはブリッジ試験の認定
・ 関連する内容の教育、講義、プレゼンテーション
・ (学位課程ではない)コースまたはコンピュータベーストレーニングへの参加
・ 関連する内容のカンファレンスやイベントへの参加
・ CompTIA試験開発のワークショップへの参加
・ 関連する内容について記事、ホワイトペーパー、ブログ、本の記載または出版
・ 学位を付与する教育機関での関連する内容のコースの修了などがあります。
などが含まれる予定です。
詳細につきましては、プログラムの詳細が決定し次第、webサイトにてご案内をさせていただきます。
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クレジットの提出や、履歴の確認はどのようにすればよいですか。 |
クレジットを管理するプログラムは、ウェブベースのシステムとなり、現在CompTIA認定資格取得所が利用するオンラインサービスにリンクされる予定です。継続教育プログラムの参加者は、オンラインでクレジットの提出およびステータスの確認を行います。
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認定資格更新プログラムに関連した費用は発生しますか。 |
CompTIA A+取得者は、継続教育プログラムへの参加費用として25ドル/年を、CompTIA
Network+およびSecurity+取得者は、49ドル/年が必要となります。継続教育システムにアクセスする毎年の初回時に請求されます。現時点では、クレジットカードの取り扱いとなっております。(日本支局での運用については、決定し次第、webサイト等でご案内をさせていただきます。)
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CompTIA
A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+認定資格を更新するためには、新しいバージョンの試験を受験する必要がありますか。
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最新バージョンのCompTIA A+ (220-701/702、JK0-701/702)、CompTIA
Network+ (N10-004、JK0-016)、CompTIA Security+ (SY0-201/JK0-015)
を取得している場合、新しいバージョンの試験が利用可能になった際にその試験を合格するか、もしくは、関連したCEU(継続教育クレジット)の取得を始め、その後クレジットの提出されるという2つの方法を選択していただくことができます。
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複数のCompTIA認定資格を取得しています。それぞれの科目につき、再受験する必要がありますか。 |
いいえ。複数のCompTIA認定資格を持つ方は、スキル維持の観点から、CompTIA
A+<CompTIA Network+<CompTIA Security+の順番で継続教育を実施していただくことで、全ての認定資格のポリシー変更を更新していただくことが可能となります。
例えば、CompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+ を取得されている方は、CompTIA
Security+に必要とされる継続教育の要件を満たすことが必要となります。 |
継続教育プログラムはいつから開始されますか。 |
2010年の中旬を予定しています。それまでの間、当プログラムの参加を予定する方は、継続教育に関連した活動の活動内容を保管しておくことをお勧めします。
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CompTIAは、認定資格更新プログラムに関して特別な条件や例外は設けていますか。 |
このプログラムの基本ポリシーは、認定者の皆様のスキルの有効性を証明することにあります。例外を設けることにより、プログラムの信頼性を損なうことがないよう例外を設けることはありません。
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取得した認定証に、「Valid
Through」または「Exam Current Through」および、日付が印刷されています。正式な表現および日付を教えてください。 |
正しい表現は「Valid Through」となります。現在、CompTIAのデータベースは、有効日の印刷が反映されるよう準備を進めています。
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有効日が印刷された認定証を再度取得することは可能ですか。
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現在配信中の認定資格に限り、認定資格の有効期限まで申請が可能となります。認定証は、有料となることがございますのでご注意ください。
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認定資格のポリシー変更は、米国に住む認定者のみが対象ですか。 |
このプログラムはワールドワイドの認定者の皆様が対象となります。
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CompTIA
A+認定資格はエントリーレベルの資格とされるのであれば、なぜ更新する必要がありますか。 |
技術の変化に対応できるよう、エントリーレベルであっても技術者の持つスキルは最新のものである必要があります。CompTIA認定資格試験は、さまざまな業界からのSMEとの協力で開発され、新たな内容で更新がされます。 |
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