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CompTIAが委託した調査では、いくつもの重要となるIT分野においてスキルギャップが生じていることがわかった。今回報告された分野における、実際のスキル能力と、そうしたスキルの重要性とを比較したところ、最も大きなギャップが見られたのが、「セキュリティ」、「ファイヤウォール」、「データの機密性」であった。
ITエンジニアにとってこれは何を意味するのか？
ITエンジニアにとって自身の職務に対して精通していることは当然のことながら、業界の変化に対応する能力は不可欠であるため、こうしたスキルギャップに着目し、確かなものにすることで、キャリアアップを加速することが可能となるだろう。
リコーのサービス教育マネージャのStan Godardは、インストラクタのマネジメントや、カリキュラム開発および指導内容を支援しているが、Godardが生徒やインストラクタと話をする際、キャリア向上における認定資格の重要性を強調するという。
「学生にはまず、認定資格の価値について、雇用マネージャは何を必要としているかなどを話します。認定資格の保有は、任務遂行のための知識や能力を持つことだけでなく、業界で変化をし続ける技術を学ぶ能力があることを提示するのだと、彼らに伝えています。」
変化する技術に対応する能力が、雇用の安定性やキャリアの向上につながる重要なポイントとなる。VistaやXPは使えないが、Windows95の扱いにのみ長けている人材を雇う企業が少ないことでわかるであろう。
関連する調査の回答者によると、今後5年間において絶対的な必要性があるスキルは、RFモバイルおよびワイヤレス技術であった(回答者の39%が来年に、55%が5年後にその重要性が検討されるであろうと回答している)。
「認定者と非認定者には大きな違いがあるのは言うまでもありません。」Godardは言う。「認定資格を有する人は、認定者であるだけですでに一歩前に進んでいます。なぜなら、未知数からのスタートではなく、すでに何らかの能力を持ってスタートするからです。認定資格は、特定の知識レベルの保有を提示するだけではなく、学習する準備があるというイニシアチブを提示しているのと同じことです。」
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