CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

image 第12回  リコー販売株式会社様 image
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リコー販売株式会社様による、CompTIA 認定資格 A+ / Network+ の導入背景とコメント
リコー販売株式会社様( 2004 年 9 月当時:埼玉リコー株式会社)では、 2004 年 9 月に CompTIA 認定資格 A+ / Network+ の導入を頂きました。その背景と業務関連性の情報提供を頂けることとなり、ここに御案内申し上げます。御検討頂いております皆様方におかれましては、有益な情報として、御高覧賜りますと幸いに存じます。
今回取材及び情報提供に御協力下さいました、リコー販売株式会社 販売戦略本部システム営業部の長谷川隆行様・小林ひろみ様・舘田悟様、ネットワーク営業部の藤ヶ谷圭三様・西嶋優一様、リコー・ヒューマン・クリエイツ株式会社様、 TAC 株式会社様に、この場をお借り致しまして、厚く御礼申し上げます。
【リコー販売株式会社 会社概要】
2005 年 1 月 1 日に東京リコー株式会社、神奈川リコー株式会社、千葉リコー株式会社、埼玉リコー株式会社、西東京リコー株式会社の5つの販売会社が合併し、「リコー販売株式会社」として発足。 2 本部・ 7 事業本部の構成で 1 都 3 県に営業所・グループ・サービスセンターを配置し、 従業員は約 4,200 名、年商は約 2,500 億円と、リコーグループで国内最大の販売会社。
ドキュメントソリューションをベースとした、リコーのデジタル複写機、プリンター、ネットワーク関連商品、消耗品の販売、及び機器保守、アフターフォロー等をトータルで提案、提供。
■特記事項
システム営業部では「実践」、ネットワーク営業部では「確認」「前提」というキーワードがコメントに現れており、 CompTIA 認定資格の業務・ミッションによって関連性が変わってくることが分かります。
販売戦略本部 システム営業部
ミッション 顧客は主に中小企業で、業務アプリケーションを中心に、クライアント環境からネットワークインフラまでの導入・メンテナンスを担当。
顧客が評価する尺度 導入、メンテナンスに関して、製品やOSが変わっても対応できる総合的な実務能力。
受験者コメント
(システムサポートグループ)
実践の場のトラブルシューティングとして役に立つもの
実務で活用できることを多く学習でき、現場で即役立てる知識をまとめて習得できる
少々内容が古い部分も多いが、基礎として知る必要があるし、トラブルシューティングの知識を高める点では非常に良い
現場作業をする上で、とても必要である
いままで『こうだろう』という感じの知識が体系化された感じ
知識的な上下を埋められたと思う
導入御担当者様による、
業務との関連性
コールセンターでは、必要な知識や対応能力は個人の自助努力によりスキルを身につけている。また、問題解決に関する手順書はあるが、あてはまらないケースが存在したり、情報の蓄積がされていない状況もあることから、顧客満足度の向上を目的とした共通基準としてCompTIA認定資格を今後検討し、1次支援から2次支援への移管数の減少を調査することで生産性の向上をみて見たい。
CompTIA認定資格は、フィールドに沿った資格。普段から知っているものもあるが、自助努力で身につけた、または経験によって身につけたもので本当に正しい知識なのかどうか確認ができなかったが、その確認と新たな発見をすることができた。効率の良い行動が見え、また考えるようになるもので、最終的に業務のためになる資格である。
販売戦略本部 ネットワーク営業部
ミッション 顧客は主に大手企業で、システム環境の管理運営、開発・構築を担当。
顧客が評価する尺度 システム環境の円滑な運用。
受験者コメント
(システムサポートグループ)
ネットワークソリューションを提供するものとして、必要な知識を確認できる試験。
あやふやだった知識の確認が行えたことが良かった。Network+の内容を十分に理解していることが前提で、商談を行っていることも多いと思う。
ネットワークの仕組みを理解する上で有意義である。
導入御担当者様による、
業務との関連性
システム運用において、大手企業ではベンダー資格の取得が重要視される。CompTIA認定資格により技術の正確な知識と行動を学ぶことで、ベンダー資格へのステップアップと経験値の早期獲得に役立つ。
CompTIA 日本支局 住所:〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970