CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)は、株式会社日立情報システムズ(執行役社長:堀越 彌/本社:品川区大崎 以下「日立情報」)がコンサルティング営業職約500名に対し、ソリューション提案力向上を目的としてCompTIA認定資格「i-Net+」の活用を、更にセキュリティ業務従事者に対し、セキュリティ業務における顧客視点での提案・構築力向上を目的としてCompTIA認定資格「Security+」の活用を決定したことを発表致しました。この発表は、CompTIA日本支局を通し、米国本部からも発信されます。CompTIAは、徹底した顧客視点の育成方針によるCompTIA認定資格の活用として、日本から世界に対し提案致します。
日立情報は、「The Best Application Solution」をコーポレートスローガンに掲げ、パッケージを活用したシステムインテグレーションやアウトソーシングサービス、ネットワーク構築・運用サービスに強みがあり、システムのライフサイクル全般をカバーする豊富な商品やサービスを提供しています。日立情報では、この強みを生かすためにも、顧客の業務内容や経営課題を把握し、商品やサービスを適切に組み合わせた解決策を提案できる能力育成が必要と考え、営業教育及び技術教育部門が協同で、営業員及びセキュリティ業務従事者を対象に育成強化を図っています。
CompTIA認定資格は、製品やソリューションに特化せず、“職業として求められるIT”能力を評価します。つまり顧客ありきの業務において、顧客環境を理解し、改善できるだけの知識や技術、状況判断や問題解決能力を評価します。CompTIA
i-Net+は、インターネット業務において、顧客環境の把握と、改善する上で必要なインターネットで利用される技術や知識・インターネットビジネスコンセプトで構成されるものです。日立情報は、この資格の役割が、コンサルティング営業に強化すべき能力を満たせるとして、CompTIA
i-Net+の活用を決定致しました。
また日立情報は、拡大するセキュリティ市場に対し、顧客に最適なセキュリティソリューションを提案・構築できる人材を投入するため、セキュリティ専門技術者だけでなく、セキュリティ業務に関わるネットワークエンジニアやシステム管理エンジニア、アプリケーションエンジニアに対し、CompTIA
Security+を活用します。CompTIA Security+は、顧客環境の把握による技術面での「備え」または改善の提案ができる、セキュリティポリシーの策定及び浸透、教育の提案ができる能力を評価します。上記対象者への活用によって、顧客視点でのセキュリティに対する考えが統一され、それぞれの業務にも生かされることになります。
CompTIA認定資格は、サービスエンジニアやカスタマエンジニア、テクニカルコールセンターなど特に顧客との接点の強いITサービス業務において活用されることで、生産性や顧客満足度の向上が報告されています。日立情報は、強化すべき業務に対し、顧客視点の業務ポリシーの浸透を狙いCompTIA認定資格の活用を実施しています。特に、コンサルティング営業にCompTIA認定資格が活用されることは、顧客視点の提案が行なえるとともに、エンジニアの同行を減少させることにつながり、営業のワンストップ対応による信頼性の向上、顧客満足度の向上が期待できるものとして注目しています。
|