CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


CompTIA Colum (Vol.5)

資格の取得が、意識した実践につながっていく。

CompTIA認定資格を活用することで、生産性や顧客満足度の向上において、効果が表れる企業が多くいらっしゃいます。それは何故か、クライアント環境の構築、運用管理業務の基盤となる能力を問う「A+」の類似問題を例にご案内します。

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技術者が、顧客のコンピュータを診断した際に、コンピュータの動作が遅かったり、反応がなかったりすることに気がつきました。技術者がまず、とるべき行動は次のどれですか?

A.顧客のコンピュータは型が古いため、技術者はそれを修理するために持ち  帰る必要があることを説明する
B.顧客に問題について説明をし、システムのディフラグの方法を示す
C.コンピュータのシステムリストアを実施する
D.顧客に簡潔な表現で問題を説明し、解決方法を提示する
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サービスを提供する上での基盤となる問題解決のプロセスがありますが、顧客の状況や様々な環境によって、そのプロセスにブレが生じてはいけません。
CompTIA認定資格は、上記の傾向を持つ問題を多く出題することで、サービスを提供する上での基盤はブレずに、様々な条件の場合に最適な行動を選択できるかを問います。

CompTIA認定資格を取得をいただいた方から、 「現場で類似したケースが多く出て、悔しいけど役に立つ」といったコメントをいただくことがあります。実際のケースで実践して成功したか、失敗したかは分かりません。ですが、業務ケースにおいて、「これはあの時に学んだものだ」とスキルを意識して実践をした機会があったことは確かです。例えばそこで失敗したとしても、その失敗を活かし、次の機会では成功しようと改善を試みます。CompTIA認定資格は、このような機会を多く提供でき、かつ基盤となる能力に関連しますので、一つ一つの積み重ねが基盤を固めていきます。その結果、様々な条件でも良質なサービスを提供し、顧客満足度などに反映されると分析しています。

毎年ソリューションプロバイダを対象とし、様々なカテゴリで顧客満足度調査を公表しているところがあります。2009年の「ハードウェア保守サポート部門」では、上位10社中8社がCompTIA認定資格を業務の基盤として活用をいただいている企業であることが分かりました。
私どもは、この結果は偶然ではないと考えています。

 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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