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プロフェッショナルの成功に貢献するCompTIA IT認定資格(CompTIA米国本部ブログより)

2019/10/18

米国本部ブログ: How CompTIA IT Certifications Make Tech Pros Better


do-it-better-with-comptia-new.jpgクリエイティブな問題解決は、ITプロフェッショナルが常に望むことです。近年は、ビジネスやテクノロジー変化のペースが急速であることから、ITプロフェッショナルは、トラブルシューティングの土台をつくる認証済みのスキルセットを構築することの重要性を知っています。これが、CompTIA認定資格が支持されている理由の一つです。

最近のIDC調査では、テクノロジーに精通したITプロフェッショナルは業務を遂行することができるとし、さらに、CompTIAの3つの基礎的な認定資格 ‐ CompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+ を取得しているITプロフェッショナルは、より効率的に業務を行うということがわかりました。有効な認定資格の保有者は、試験合格で終わりではありません。彼らは、3年ごとに認定資格を更新することで、スキルを最新の状態に保つことができるのです。

調査では以下のことがわかっています。

● CompTIA A+を取得しているITプロフェッショナルは、未取得者がモバイルOSとアプリ問題のトラブルシューティングに費やす時間の半分で遂行することができるため、PC問題のトラブルシューティングの時間を大幅に短縮することができます。
● CompTIA Network+を取得しているITプロフェッショナルは、ネットワークをより迅速に構築することができ(50%が4時間以内にネットワークを構築できたのに対し、未取得者においては32%の割合)ネットワークソリューションをより効率的に試験および検証することができます。
● CompTIA Security+を取得しているITプロフェッショナルは、ペネトレーションテストやリスクアセスメントなどデータ保護に不可欠なタスクをより多く実行することができます。

私たちは、CompTIA認定資格を保有しないITプロフェッショナルが直面する可能性のあるトラブルのシナリオをつくりました。続いて、CompTIA認定資格を取得する実際のITプロフェッショナルがどのように業務を遂行するかご紹介します。

ヘルプデスク - 未取得者の場合
コンピュータ愛好家であるITプロフェッショナルは、長年にわたってヘルプデスクで働いてきました。彼の顧客満足度に関しては確かな実績がありますが、チケットのクロージングには少々時間がかかります。例えば、最後にRAMのスワップアウトを行ったのはだいぶ前であることから、再度その方法を調べる必要があります。数年前、自宅にある古いWindow
sマシンでは出荷時の状態にリセットできたため、OSを再インストールする必要はありませんでした。彼は、同様の方法で顧客のノートPCを保存したいと考えていますが、うろ覚えな手順があることも認識しています。さらに、モビリティの問題もあります。彼は、まだハンドリングできていますが、モバイル接続の重要性が増すにつれ、新しい分野のテクニカル問題を調べ、トラブルシューティングするにはやや時間がかかっていることに気が付きました。

ヘルプデスク - CompTIA取得者の場合
Dataprise社のオンサイトサービスデスクエンジニアであるSusan Verdinは、現在Tier2サポートを行っています。彼女は、高校性の時にCompTIA A+を取得しました。キャリアを通して、CompTIA A+で得た知識が役立った状況が多くあり、さまざまなコンピュータモデルのシステム仕様やレイアウトを理解していることで、コンポーネンツの交換が容易で迅速になりました。また、ソフトウェアとOSの相互作用を知ることで、トラブルシューティングスキルが向上しました。その例として、アドビ製品が正常に動作しないマシンの対応があります。ユーザーは、アドビの機能を動かそうと別のプログラムをインストールしましたが、根本的な問題解決には至りません。Susanは、CompTIAで学習した知識に基づいて、マシンで実際に何が起こっているのかを理解することで、プログラムは正しく機能し、コンピュータ動作は改善されました。「何から始めればいいのかわからないという方には、CompTIA A+の取得をお勧めします。あなた自身のチャンスを広げることでしょう。」Susanは言います。

ネットワーク - 未取得者の場合
ヘルプデスクを経て、ネットワーク分野のプロフェッショナルとしての第一歩を踏み出しました。彼は、ネットワークの基礎を学び、問題解決のコツを得ていました。しかし時々、彼自身の知識が十分ではないと感じることがあります。データパケットがイーサーネットケーブルを介して送られることを知っていて、ルーターやスイッチについても学んでいますが、それでも同僚に確認していることに気付きました。入力するコマンドは分かっていますが、それらがなぜ機能するかは知りません。彼は、業務は何とか遂行できているものの学習する必要があることに気付き始めています。

ネットワーク - CompTIA取得者の場合
ラスベガスに拠点を置くネットワークプロフェッショナルのHeather Andersonは、ヘルプデスクでITキャリアを始めたとき、ネットワーク領域に発展する問題に多く出くわし、混乱することがしばしばありました。しかし、CompTIA Network+を取得した後、情報を習得し自信がついたことで状況は一変します。「取得する前は、どうにか解決できたとしてもその理由まではよく分かりませんでした。Network+により、ネットワーク概念をより簡単により深く理解することができました。今は、トラブルシューティングだけでなく、ネットワークを構築する方法についてより多くの知識を得ることができています。」Heatherは言います。こうした知識は、彼女のキャリアに成功をもたらすだけでなく、関わるすべてのチームの向上につながります。CompTIA Network+の取得で、Heatherは他のネットワークプロフェッショナルと専門用語でコミュニケーションすることができ、誰もが、問題点やどこに解決策があるのかといった事に関して理解することができます。

サイバーセキュリティ - 未取得者の場合
ITセキュリティプロフェッショナルは、インフラストラクチャを熟知しています。しかし、大企業と仕事をするとき、その企業は以前にも増してサイバーセキュリティに真剣に取り組んでいることに気付きました。彼は、サイバーセキュリティ管理にうまく対応していると感じていますが、時々、侵入テストと脆弱性アセスメントに関する専門用語を含む複雑な報告書を受け取り、理解できないことがあります。このような業務は、他の人の仕事であったのですが、今は彼自身が対応しなければいけません。大きなリスクを伴うことから、毎日神経をすり減らしています。

サイバーセキュリティ - CompTIA取得者の場合
CompTIA Security+とCompTIA CASP+を保有するNetScout社のセールスエンジニアのJacob Bradyは、軍所属時にヘルプデスクとしてキャリアをスタートさせました。その後、車両やサプライ追跡アプリケーションを管理する立場になったとき、サイバーセキュリティは最優先事項になります。サーバーの業務には、米国国防総省(DoD)準拠の認定資格が必須であったため、CompTIA Security+を取得しました。彼は、この認定資格は単なる形式的なものではなく、不可欠なものであることに気付きました。Jacobの最初のタスクは、ベンダーが提供するツールを使ってサーバー上で情報保証スキャンを実行することでした。このツールの特定コマンドを習得する必要がありましたが、ベンダーに偏らない知識習得ができるCompTIA Security+が、セキュリティリスクを特定する上で役立っています。認定資格で問われる概念や用語を使用することは頻繁です。ネットにつながっていないマシンに、パッチを見つけダウンロードし手動インストールする際は、CompTIA Security+のトレーニングで学んだことが参考になりました。CompTIA Security+の取得なしに業務を行うことは、恐怖だとJacobは言います。資格取得は、彼のサイバーセキュリティキャリアに力強いスタートを与えたポジティブな経験となっています。「CompTIA Security+は優れた基盤です。(新しいことに対し)確実な一歩を踏み込むことができるので、揺らぐことがあがりません。」

CompTIA IT認定資格:パワフルなツール
実際のITプロフェッショナルのキャリアは様々ですが、それぞれのストーリーにおけるCompTIA IT認定資格がもたらすメリットは同様であることがわかります。

● 業務遂行力に対する信頼の向上
● 熟練した同僚とのコミュニケーションの改善
● 専門用語の習得
● テクノロジーの仕組みに対する全体像の把握
● より多くの知識構築からITキャリアアップ

実在するプロフェッショナルのストーリーが、数字やデータを裏付けとなります。CompTIA認定資格は、ITプロフェッショナルの実務の改善に役立ちます。