改訂CompTIA Linux+(XK0-005)日本語試験が、2023年3月1日より配信開始となりました。
また、The Official CompTIA Contents(OCC)Study Guide(テキスト)のeBook日本語版も、同日2023年3月1日より発売開始をしています。
改訂試験の配信開始に伴い、現行CompTIA Linux+(XK0-004)日本語試験は、2023年8月30日をもちまして配信が終了となります。現行CompTIA Linux+(XK0-004)に関連する教材/コンテンツは、2023年6月22日にて販売が終了となります。
CompTIA Linux+は、Linuxで稼働するシステムの運用、管理を実施する管理者に必須とされるスキルを評価する認定資格です。
ベンダーニュートラルの資格として国際的に認知された資格であり、様々なLinuxディストリビューションを管理する上で共通して必要とされるスキルが網羅されています。Linuxディストリビューションの提供する認定資格を取得する上でのスキルパスとしても有効です。
多くの企業がクラウド、セキュリティ管理、モバイル、Web管理のアプリケーションにLinuxを活用しています。この背景から、新しいCompTIA Linux+は、自動車やスマートフォンから、サーバーやスーパーコンピューターまでLinuxでこれらを管理するITプロフェッショナルのスキルを証明するための認定資格です。
CompTIA Linux+認定資格試験では、必要とされるスキルを正確に評価するため選択式の設問に加え、パフォーマンスベーステストが出題されるLinux唯一の認定資格です。CompTIA認定資格の特徴でもあるように、職務から認定資格が開発されています。Linux管理者として必要とされるスキルが網羅されています。
また、Linuxすべての主要ディストリビューションに関連するタスクが出題され、CompTIA Linux+取得後は、ベンダー/ディストリビューション固有のスキルを育成するための基礎となるスキルを育成します。
CompTIA Linux+認定資格試験は、1科目で構成されています。スキルを正確に評価するために、パフォーマンスベーステストが導入されているLinux唯一の認定資格試験です。
CompTIA Linux+で修得できるスキル | |||
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ハードウェアとシステム設定 | ![]() |
システムのオペレーションとメンテナンス |
カーネルモジュール、ネットワークパラメータ、ストレージ、クラウドや仮想化テクノロジーなどを設定する | ソフトウェアとサービスを管理し、サーバの役割、ジョブのスケジューリングとLinuxデバイスの使用と運用について説明する | ||
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セキュリティ | ![]() |
Linuxのトラブルシューティングと診断 |
パーミッションと認証、ファイアーウォール、ファイルマネジメントのベストプラクティスを理解する | システムのプロパティを分析し、ユーザー、アプリケーション、ハードウェアの問題をトラブルシューティングする | ||
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自動化とシェルスクリプト | ||
基本的なBASHスクリプト、Gitを使用したバージョン管理、オーケストレーションプロセスを実行する |
出題範囲(試験名称をクリックすると「出題範囲(PDFファイル)」がダウンロードできます。) | |
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日本語 | CompTIA Linux+(XK0-004) |
英語 | CompTIA Linux+(XK0-004) |
CompTIA Linux +認定資格試験は、Linuxオペレーティングシステムを実行しているサーバーの構成、監視、サポートの実務経験を評価します。新しい試験では、セキュリティ、カーネルモジュール、ストレージとビジュアライゼーション、エンタープライズレベルでのデバイス管理、Gitとオートメーション、ネットワークとファイアウォール、サーバーサイドとコマンドライン、サーバー(クライアントベース)、トラブルシューティング、SELinuxといった項目から出題されます。
CompTIA Linux+認定資格試験は、以下を目安に設計されています。
■ Linux関連の設定、監視、サポート、サーバー運用における9~12カ月の業務経験
CompTIA Linux+(XK0-004) | |
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1.0 ハードウェアとシステムの設定 | 21% |
2.0 システムのオペレーションとメンテナンス | 26% |
3.0 セキュリティ | 19% |
4.0 Linuxのトラブルシューティングと診断 | 20% |
5.0 自動化とシェルスクリプト | 14% |
試験情報 | |
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日本語配信 | 済(8月9日より配信開始。2019年4月2日より英語試験配信開始) |
試験科目 | 1科目 |
試験番号 | XK0-004 |
制限時間 | 90分 |
問題数/出題形式 | 最大で90問 単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト ※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。 パフォーマンスベーステストの詳細については、こちらをご覧ください。 |
合格ライン | 100~900のスコア形式 720スコア以上 |
受験料 | CompTIA認定資格試験価格をご確認ください。 |
CompTIA Linux+は、資格取得から3年間の有効期限が設定されいます。(2019年1月現在)
以下のいずれかの方法で、有効期限内の認定資格の更新が可能です。
CompTIA Linux+を更新することで、CompTIA A+が同時に更新されます。(2019年1月現在)
CEUの申請とCEプログラム費用が免除されるもの
・CompTIA Linux+改訂試験の合格
・CompTIA Linux+の上位資格にあたるCompTIA認定資格の取得
更新に必要な「50」CEUの申請/承認とCEプログラム費用が発生するもの
・CompTIA以外の承認されたIT認定資格の取得
・その他、CEUに対象となるアクティビティの実施
認定資格更新の詳細については、「CompTIA認定資格リニューアル/更新方法」をご確認ください。
CompTIA認定資格は、試験作成委員会が中心となり、ニーズ調査・職務分析・リサーチを経て、SMEと呼ばれる現場関係者により開発が進められます。
CompTIA Linux+は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
■米国SME(米国本部/一部抜粋)
US Dept. of Navy | AEM Corporation |
ING Business Shared Services B.V. | Microsoft |
SAIC | Secure-24 |
Telviso | 他多数 |
■日本語試験SME(50音順/社名は参加時の社名を記載)
日本語試験は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
倉持 健史 氏 TIS株式会社 |
釜山 公徳 氏 日本電気株式会社 |
吉田 雄哉 氏 日本マイクロソフト株式会社 |
※CompTIAトレーニングパートナーから提供のトレーニング教材は、こちらからご確認ください。
※サンプルのダウンロードをご希望の場合には、「サンプルはこちらから」をクリックして立ち上がるWebフォームに必要事項をご入力、ご送信いただくと、PDF版がダウンロードしていただけます。製品のeBookには、印刷やPDF保存の機能はありません。
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The Official CompTIA Linux+ Self-Paced Study Guide eBook 日本語版(試験番号:XK0-004) ※eBookはカラーになります。 |
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The Official CompTIA Linux+ Self-Paced Study Guide 書籍 日本語版 (試験番号:XK0-004) ※書籍(印刷版)は白黒になります。 |
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CompTIA Labs for Linux+ (試験番号:XK0-004) - Individual License「日本語版」 |
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