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CompTIA日本支局20周年アンケート Vol.1

2021/05/11

Golden_akiara.pngCompTIA日本支局は、2021年に20周年の節目の年を迎えました。

これを記念して、CompTIAを開設当初よりサポートいただいている企業や学校機関、パートナー企業の皆様にアンケートを実施いたしました。

今回のアンケートは、リックテレコムより、2002年にCompTIAテキストを出版いただいた時の編集長 河合 一彦様にご回答いただきました。

ありがとうございます!


CompTIA日本支局:

CompTIA認定資格への取り組みを始められて何年程経過されましたか。

河合様:

2001年の書籍企画の立ち上げから、2002年の刊行までがスタートになったので、お付き合いは20年でしょうか。

CompTIA日本支局:

最初に、CompTIAをお知りになったきっかけを教えてください。

河合様:

2001年に、各種ベンダー資格対応書籍を開発している中で、ベンダー技術に左右されないITスキル認定資格としてCompTIAを知り、日本支局にアポを取らせていただきました。

CompTIA日本支局:

CompTIA認定資格の最初の印象を教えてください。

河合様:

すでに、MCP(マイクロソフト)、ORACLE Master(オラクル)、CCNA(シスコ)とパワーユーザー向けの対策書籍を刊行していたので、CompTIAは各ジャンルでニュートラルな資格だと思いました。

CompTIA日本支局:

長年ご存じの中で、CompTIAの変わらないところを教えてください。

河合様:

ric_comptia.png当時出版社で編集長の立場でしたが、本来なら1冊刊行しての様子見なのですが、「A+」だけでは意味不明と感じ、無謀を覚悟で「A+」、「Network+」、「Server+」、「i‐Net+」の4点を2001年4月~7月にかけて刊行させて頂きました。

CompTIA日本支局:

反対に、CompTIAの変わったところを教えてください。

河合様:

「Security+」や「Cloud+」はこの20年間の基礎分野の流れを押さえていますが、「CYBERSECURITY」や「ADDITIONAL PROFESSIONAL」のニュートラルは具体例が必要で、成功したベンダー事例が必要かと思います。

CompTIA日本支局:

今後、CompTIAに期待していることがあれば教えてください。

河合様:

コロナ禍でリモート全盛になっていますが、現状は教育・ビジネスではまだまだ形を作っただけです。
特に「働き方改革」のチャンスと言われますが、それではやらされている仕事で、リモート環境は場所が自宅になっただけの会社都合です。
「働きがい改革」が出来てこそ、真のリモート環境だと思います。個人スキルをアップする資格に期待します。

CompTIA日本支局:

その他に、何か覚えていらっしゃるエピソードがあれば教えてください。

河合様:

後にも先にも出会って、即、企画のキックオフをし、書籍という形にしたのは、出版人として初めてのコンテンツでした(苦笑)著者探しから苦戦したの覚えていますよ。。。

CompTIA日本支局:ありがとうございました!