SecurityXは、企業や組織でより高度なセキュリティ分野を担当するセキュリティアーキテクトおよびシニアセキュリティエンジニア向けの高度なサイバーセキュリティ認定資格です。
CompTIA SecurityXは、セキュリティアーキテクトおよびシニアセキュリティエンジニア向けの高度なサイバーセキュリティ認定資格です。エンタープライズ内の複雑な環境全体にわたってセキュアなソリューションを設計、構築、実装するスキルを証明します。また、ガバナンス、リスク、コンプライアンスのニーズに対応しながら、レジリエンスの高い環境を維持するスキルを有していることも証明できます。
CompTIA SecurityX(旧称CASP+)認定資格試験は、以下の必要な知識とスキルを証明します。
• 複雑な環境全体にわたり、セキュアなソリューションの設計、構築、統合、実装を行い、レジリエンスのある企業をサポートする。
• 自動化、モニタリング、検出、インシデント対応を使用して、企業の環境で継続的なセキュリティ運用をプロアクティブにサポートする。
• クラウド、オンプレミス環境、ハイブリッド環境でセキュリティ対策を適用する。
• 暗号技術や手法、(例:人工知能)新たなトレンドの影響が、情報セキュリティに与える影響を考慮する。
• 企業全体にわたり、適切なガバナンス、コンプライアンス、リスク管理、脅威モデリング戦略を活用する
CompTIA SecurityXで修得できるスキル | |||
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ガバナンス、リスク、コンプライアンス | ![]() |
セキュリティアーキテクチャ |
セキュリティ プログラムのドキュメント、プログラム管理、フレームワーク、GRC ツール、データ ガバナンス、リスク管理、脅威モデル化、攻撃対象領域、コンプライアンス戦略、セキュリティ フレームワーク |
クラウド機能、クラウド データのセキュリティ、クラウド制御戦略、ネットワーク アーキテクチャ、 |
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セキュリティエンジニアリング | ![]() |
セキュリティオペレーション |
自動化、脆弱性管理、高度な暗号化、暗号化の適切な使用、暗号化技術 | 監視とデータ分析、脆弱性と攻撃対象領域、脅威ハンティング、インシデントレスポンス |
CompTIA Security Case Studyに掲載されている以外の導入事例については、こちらからご覧ください。
出題範囲(試験名称をクリックすると「出題範囲(PDFファイル)」がダウンロードできます。) | |
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日本語 | CompTIA SecurityX(CAS-005) |
英語 | CompTIA SecurityX(CAS-005) |
CompTIA SecurityX (CAS-005) | |
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1.0 ガバナンス、リスク、コンプライアンス | 20% |
2.0 セキュリティアーキテクチャ | 27% |
3.0 セキュリティエンジニアリング | 31% |
4.0 セキュリティオペレーション | 22% |
試験情報 | |
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日本語配信 | 予定(2025年8月28日より日本語試験配信開始予定) |
試験科目 | 1科目 |
試験番号 | CAS-005 |
制限時間 | 165分 |
問題数/出題形式 | 最大で90問 単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト ※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。 パフォーマンスベーステストの詳細については、こちらをご覧ください。 |
合格ライン | 合否のみ/スコアは表示されません |
受験料 | CompTIA認定資格試験価格をご確認ください。 |
CompTIA SecurityXは、資格取得から3年間の有効期限が設定されいます。(2019年1月現在)
以下のいずれかの方法で、有効期限内の認定資格の更新が可能です。
CompTIA SecurityXは、CompTIA認定資格の最上位に位置付けられているため、CompTIA SecurityXを取得することで、更新が必要となるすべての資格が同時に更新されます。(2019年1月現在)
CEUの申請とCEプログラム費用が免除されるもの
・CompTIA SecurityX改訂試験の合格
更新に必要な「75」CEUの申請/承認とCEプログラム費用が発生するもの
・CompTIA以外の承認されたIT認定資格の取得
・その他、CEUに対象となるアクティビティの実施
認定資格更新の詳細については、「CompTIA認定資格リニューアル/更新方法」をご確認ください。
CompTIA認定資格は、試験作成委員会が中心となり、ニーズ調査・職務分析・リサーチを経て、SMEと呼ばれる現場関係者により開発が進められます。
CompTIA SecurityXは、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
■米国SME(米国本部/一部抜粋)
Department of Defense, US Army | U.S. Department of Defense |
AGL Energy | Amazon Web Services |
AT&T | BAE Systems |
Cisco | Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory |
NTT | 他多数 |
■日本語試験SME(50音順/社名は参加時の社名を記載)
日本語試験は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
林 憲明 氏 トレンドマイクロ株式会社 |
安田 良明 氏 株式会社ラック |
釜山 公徳 氏 |