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改訂CASP+(CAS-004)日本語試験 2022年6月15日より配信開始!

2022/06/15

企業や組織でより高度なセキュリティ分野を担当するセキュリティアーキテクトや上級セキュリティエンジニアなどのセキュリティ実務者を対象にしたCompTIA Advanced Security Practitioner (CASP+)
改訂CASP+(CAS-004)の日本語試験が、2022年6月15日より配信が開始されます。


ワールドワイドで世界100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Graham Humter)は、セキュリティ実務者が必要とされるスキルを網羅し、世界的に認知の高いCASP+(CompTIA Advanced Security Practitioner)の改訂試験の日本語版が2022年6月15日(水)より配信開始となることを発表しました。

■CASP+について

CASP +は、オンプレミスやクラウド、またはハイブリット環境でのセキュリティアーキテクチャとテクニカルスキル、リスクマネジメント、ガバナンスやコンプライアンスの順守といったスキルに加え、企業のサイバーセキュリティの準備状況の評価や企業全体に実装するため必要とされる総合的なセキュリティスキルを評価します。

IT全般の管理者として10年以上の経験、そのうち5年以上をセキュリティに関連する実務で得られる知識やスキルを目安に設計されています。

CASP+認定資格は、世界的に認知される品質規格に準拠しているとして、2011年12月31日に、国際標準化機構(ISO)および米国規格協会(ANSI)より認定を受けています。また、米国国防総省によって指令8140/8570.01-M要件を満たすことが承認されています。

■改訂CASP+について

複雑化する企業のIT環境に加え、多様化する攻撃手法などを踏まえ、改訂CASP+では、特に下記のような点に重点が置かれています。

  • 複雑なIT環境全体におけるセキュアなソリューションの設計、統合、実装をし、企業のレジリエンスを実現する
  • 監視、検出、インシデント対応、自動化を使用し、エンタープライズ環境におけるセキュリティ運用をプロアクティブにサポートする
  • 暗号化テクノロジーやその他のセキュリティ手法を考慮しながら、クラウド、オンプレミス、エンドポイント、モバイルインフラストラクチャの全体にセキュリティプラクティスを適用する
  • 企業全体のガバナンス、リスク、コンプライアンス要件の影響を検討する

CASP +は、CompTIAの中でサイバーセキュリティ認定資格の最上位に位置する認定資格です。高度なセキュリティスキルが問われ、マネジメントではなく、実務者としてセキュリティ業務を行う人材のスキルを評価する認定資格です。CASP+認定資格を取得することで、サイバーセキュリティポリシーとフレームワークを策定するだけでなく、その中でどのようなソリューションを実装すべきか、また実装するためのスキルを身に着けることができます。

改訂CASP+の詳細については、下記からご覧ください。
改訂CASP+

CompTIAでは、日本語版の関連教材も提供予定です。


【CompTIA(コンプティア)についてhttps://www.comptia.jp

1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA( the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。

2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心に2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA(コンプティア)認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。

【CompTIA認定資格についてhttps://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/

1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。

2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。

【本件に関するお問い合わせ先】

CompTIA日本支局 https://www.comptia.jp/ 担当:吉村 睦美
email:[email protected]